車好きの方の夢といえば、サーキットデビューなのではありませんか?そこで重要になってくるのがライセンスです。国内ライセンスとしては最高峰である、A級ライセンスの取得を狙っている方も多いでしょう。
今回は、A級ライセンスを取得する方法を簡単にご紹介します。
A級ライセンスのドライバー免許を取得する方法とは?

A級ライセンス自体はそれほど難しいものではありません。取得方法さえ把握していれば、誰でもゲットできると言っても過言ではありません。
B級ライセンスを取得する
まずA級ライセンスの取得に必要なのが、B級ライセンスの保有です。B級ライセンスの取得試験はありません。まずはJAFに入会し、後は規定の講習を受ければ取得できます。
※B級ライセンスを所持しなくてもすでに走行経験などがあれば、A級ライセンスは取得可能です。
サーキットの走行経験
ラリー、ダートトライアル、サーキットトライアル、ジムカーナなどに参加しましょう。それらに1回以上出場した上で完走する必要があります。
また公認されているサーキットごとに定められているスポーツ走行の経験時間も関わってきます。25分以上あること、その証明がサーキット側からしてもらえることも必要になります。
筆記試験および実技試験を受ける
以上の条件を満たした上で、JAFのホームページからA級ライセンス講習会に申し込みをおこない受講してください。筆記試験および走行実技の試験も設けられています。
多くの方が気になる走行試験ですが、特にテクニックを見るものではありません。サーキット走行時のマナーを守っているか、旗信号を理解しているか、などの確認がメインです。
費用は?
- B級ライセンス保有:20,000円プラス別途費用あり
- B級ライセンスありで公認競技出場経験がある方:21,000円
- B級ライセンスありで25分以上の走行証明ができる方:21,000円
- B級ライセンス無しで50分以上の走行証明が所持している方:25,000円
B級ライセンスを所持していて公認競技に出場経験がない場合は、サーキットトライアル競技に出場する必要があります。20,000円にプラスして別途参加費用が10,000円程度必要になるので注意しましょう。
当日に必要なもの
- 運転免許証
- JAF会員証
- B級ライセンス
- 公認競技会出場カード
- 教材
- ボールペンなどの筆記用具
B級ライセンスの有無で必要になるものも変わってくるので事前に確認しましょう。
A級ライセンスを取得すると何ができる?

A級ライセンスを取得したからといって、すべての競技に参加できるわけではありません。しかし国内で実施されている4輪自動車競技の多くに出場可能です。一方で、国際的なレースには参加できないので注意してください。
主にワンメイクレースと呼ばれる、全参加者が同一仕様のエンジンを使用、または同一仕様のレーシングマシンに搭乗するなどして行われるレースに参加できるようになります。
一方で、限定国内A級ライセンスと呼ばれるものもあります。こちらに関しては、16歳以上18歳以下のみが取得できるものです。
もちろん国内B級ライセンスで出場できる、ジムカーナ、ラリー、ダートトライアル、サーキットトライアルなどの競技会にも参加できます。ただ国内B級ライセンスのみだと複数の車両が同時に出走する種目(レース)には出られません。つまり国内のレースに出場可能なのがA級ライセンス、出られないのがB級ライセンスと覚えておきましょう。
まとめ

A級ライセンスの取得方法をお伝えしました。それほど難しいものではないことがわかってもらえたと思います。B級ライセンスを取得して競技会などに参加していれば条件を満たしたことになります。費用についても明らかにしたので、ぜひ参考にしてください。
国内A級ライセンスを取得すると、複数の車が出走するレースに参加できるようになります。自分の腕を本格的に試してみたい、と考えている方は、ぜひA級ライセンスを目指してみましょう!
