国土交通省がグリーンスローモビリティの導入に補助金を支給すると発表しました。そこでこの記事ではその件についての詳細と、そもそもグリーンスローモビリティとは何か、導入例にはどんなケースがあるのかについて解説しています。
高齢化や過疎化に対応する重要な課題ですから、ぜひ目を通してください。
補助金支給の詳細について

2021年4月1日に国土交通省はグリーンスローモビリティの車両導入に補助金を支給すると発表しました。グリーンスローモビリティは観光客の周遊や高齢者の移動に適した電動の乗り合い小型車両。
車両を導入する地方公共団体や民間企業、一般社団法人や一般財団法人が対象で、公募期間は4月1日から4月30日までとしています。同事業は国土交通省と環境省が連携して行うものです。
そもそもグリーンスローモビリティとは?

国土交通省はグリーンスローモビリティについて「時速20㎞未満で公道を走る4人乗り以上の電動パブリックモビリティ」と定義しています。車両のサイズは4人乗りのゴルフカートタイプから、7人から10人乗りの小型自動車タイプ。
そして16人が乗車できるバスタイプまで様々です。ですから使用目的に応じて選ぶことになります。グリーンスローモビリティには次の5つの特長があります。
グリーンスローモビリティの5つの特長について
それではグリーンスローモビリティの5つの特長について見ていくことにしましょう。
①Green
グリーンスローモビリティは電気自動車であることが基本です。ガソリンやディーゼルエンジンでは認められません。電気自動車なので環境負荷が小さいという事がポイントになります。
また家庭用のコンセントから充電できることも求められます。ですから専用の充電設備が必要となる日産リーフなどは当てはまりません。
②Slow
グリーンスローモビリティの最高速度は時速20㎞未満に定められています。ですから観光客の周遊などにも向いています。
③Safety
最高速度が時速20㎞未満なので安全です。速度が遅いので万一の事故の際にもダメージは少なく、高齢者が運転しても手に余ることはありません。
④Small
4人乗りのゴルフカートタイプから、16人が乗車できるバスタイプまで、小型であることが特徴です。そのため狭い道でも運行することが可能です。
⑤Open
グリーンスローモビリティは基本的にはオープンカーとなります。フロントガラスはあってもサイドとリアにはガラスはありません。オープンエアモータリングということになりますが、開放感や乗る楽しさを優先しています。
グリーンスローモビリティの導入について
グリーンスローモビリティの導入について、国土交通省では次のようなケースを想定しています。
①地域住民の足
・道が狭くバスの乗り入れが困難だった地域や、高齢化が進行している地域での住民の足として活用。
・高齢者への福祉増進や既存のバスからの転換。
・将来的には自動運転化し不足するドライバーに対応。
②観光客向け
・各種イベントでの活用やパークアンドライドとしての利用。
・ガイドによる観光案内や定期観光バスとして活用。
③短距離輸送
・駐車場から施設までを繋ぐ。
・施設から施設までを繋ぎ、特に高齢者の移動時の労力を低減する。
④地域の顔として
・グリーンスローモビリティを導入することにより、地域のブランドイメージを向上させる。
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