車の運転に悪影響をもたらすのが降雪ですが、特に積もると大きな問題になることも少なくありません。そんな雪ですが、実は運転に影響が出るケースもあれば、それほど危険性のない雪もあります。
今回は、車の運転に対し悪影響をもたらす可能性のある雪について詳しくお伝えします。
車の運転に悪影響を及ぼす危険な雪と対策法!
車の運転に悪影響が出るケースとして報告されている雪の状態を集めてみました。見た目からの判断の仕方等もお伝えするので、ぜひ参考にしてもらえたら幸いです。
シャーベット状の雪
雪と水が混じり合ったような状態のことを指しています。遠目であると積雪しているようにも見えますが、半分溶けているためタイヤがスリップしやすくハンドルが取られやすいとの特徴があり危険です。
実際に、シャーベット状の雪が大きな事故を引き起こしたケースも報告されています。例えば2018年の1月10日に発生した広島県三次市内の国道54号の事故では、シャーベット状の雪が原因で2名が死傷するとの事故も発生しています。
特にシャーベット状の雪で気をつけたいのが、当面が凍結しており、その上でシャーベット状になっているケースです。つまり下の方は凍っていて上はシャーベットなのです。タイヤが全くグリップしないような状況も考えられ、タイヤのミゾもシャーベット状の雪によって埋もれていて止まりにくいのです。
シャーベット状の雪を発見した場合は、徐行をし最新の注意をはらいながら走行してください。
アイスバーン・ミラーバーン
アイスバーンおよびミラーバーンは雪の路面がタイヤで磨かれたり、一旦溶けた雪が凍ってしまった状態を指しています。ツルツルになるので、タイヤは滑りやすくなりクルマは制御不能に。特に早朝や深夜の時間帯に発生することが多いため、路面等が見えにくいこともあり極めて危険です。特に気をつけてほしいのが、ブラックバーンと呼ばれる状態です。
ブラックバーンとは、路面が凍結しているのですがアフファルトの上に直接氷が張っているので、見た目が黒いのです。道路が露出していると誤って認識し、スピードを出してしまうと、ツルッとやられてしまいます。
危険な雪道のおすすめの運転方法
危険な雪道に出会った場合の運転のコツをお教えします。
まず急ハンドルを切らないようにしてください。タイヤがスリップして事故を誘発しかねません。ハンドルを切る場合は、急ハンドルでなかったとしても、徐行をおすすめします。
カーブ中にタイヤがスリップしてしまった場合は、冷静にアクセルから足を外しましょう。そしてスリップした方向と同じ方向へ少しずつハンドルを切ればOKです。
急ブレーキも控えましょう。アイスバーン状などで急ブレーキを踏むとスリップの原因となり、大事故が発生することも。路面が凍結している場合は、小刻みに踏んだり戻したりしてください。教習所で習ったポンピングブレーキが有効です。
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