ペット大国となっている日本では道路に動物の礫死体(轢かれた後の状態)が転がっていたり、山岳部などでは野生動物の飛び出し注意喚起を促す黄色い標識や看板が立てられています。国や都道府県が管理している公道、個人や団体が管理している私道で動物の轢死体を見付けたらどの様に対処したら良いでしょうか。
判断力の低さが及ぼす動物の事故
車で道路を走っていて動物の轢死体が目に入ると、一瞬焦ってしまう事があります。猫は道路を渡ろうとした時に、車が近づいてくると引き返そうか渡り切ろうか迷ってしまう事で引かれるケースがあります。犬は車に気付くと咄嗟に判断するので引かれる確率が低く、判断力の低さが事故に繋がるケースが多いとされます。
指定区間となっている国道と高速道路は国土交通省が管理者となっており、指定区間区間外の国道と都道府県道は各都道府県が管理者になっています。市町村道は各市町村が管理者となり、動物の轢死体を発見した場所によって道路を管理する道路管理者に連絡する必要があります。
国土交通省は道路のトラブルを改善する為の道路緊急ダイヤルを導入しており、日本全国から連絡可能で最寄りの国土交通省地方整備局に繋げてくれます。高速道路や主要幹線国道以外の道では管轄が分からない道路。道路緊急ダイヤルに連絡すると道路の管理者に取り次ぎ対応してくれます。
素通りしてしまいがちな動物の轢死体ですが、道路の真ん中にあったり走行困難な場合に限らず発見した時は速やかに道路管理者に連絡する事が望ましく事故が起きないよう然るべき手段をとりましょう。スマートフォンやアドレス帳に登録しやすい道路緊急ダイヤルは、「♯9910」で全国共通の番号となっています。
道路緊急ダイヤルの手順は先ず♯9910に電話します。自動音声で高速道路かそれ以外の道路か道路の種類を尋ねられるので番号を入力します。オペレーターに繋がったら道路に動物の轢死体がある事を伝え、市町村までの大まかな住所を伝えます。その後各道路管理者に転送され更に具体的な場所を伝えたら通報終了となります。何処で発見したかが重要となるので安全な場所に車を駐車してから通報する事が望ましいです。
https://www.mlit.go.jp/road/dia/(道路緊急ダイヤル #9910)

クリーンセンターを活用する方法
都道府県道や市町村よってクリーンセンターで対処してくれる場所があります。所有者のいない野良猫、野良犬などは無料で、飼い主がいる場合は有料となります。路上で発見した小動物も回収してくれるので、発見場所によってはクリーンセンターに連絡をしお願いをするのも1つの方法となります。
私有地で発見した場合は住宅や店舗の所有者が処理する事となり、空き地で発見した場合はその土地の所有者や管理者が処理しなければなりません。発見して所有者に直接通報しにくい場所は、第三者を挟んで穏便に対応してもらえる様にしましょう。失くなってしまった尊い命、発見した時点で管理者に連絡する事が望ましいです。
https://kurukura.jp/safety/191127-70.html(ロードキルを起こした時の対処法)
錆び黄ばみを落とすアルミモールコーティングクリーナー

アルミモールに付いたくすみや白錆びを取るのは困難で、何度洗車をしても落ちにくいものです。クリーナーで磨いていくうちに綺麗になっていくアルミモール。専用コーティング剤を塗ると、光沢も出て手磨きでは落とせない白錆びを落とせます。劣化にで黄ばんだアルミモールも復元してくれるコーティングクリーナーです。
車を運転していると動物が横たわっている姿を見かけます。その姿にビックリしてしまい何とかしたいという気持ちにかられますが、道路規制をしていない路上に出るのは非常に危険です。動物の轢死体を発見したら自分でなんとかするのではなく道路緊急ダイヤル♯9910で通報するか、お住いの地域であればクリーンセンターに連絡するなど、速やかに対応してくれる方法をとってみましょう。

見かけた際は放置せず連絡しましょう!