道路標識の数は膨大です。特に注意してほしいのが似通ったものであり、間違えてしまうと重大な事故に発展する恐れもあります。
今回は、間違いやすい車の標識をいくつかご紹介します。珍しい標識についても紹介するので、標識に注目している方は必見です!
間違いやすい車の標識3選!

間違いやすい車の標識を3つご紹介します。
幅員減少と車線数減少
ひし形の標識であり、黄色いところまで一緒です。幅員減少は前方で道幅が狭くなることを指しているものであり、車線数減少は前方で車線数が減ることを指しています。
標識としては意味合いも似通っています。道が狭くなることを指しているのですが、幅員減少については車線数が減らない状態で狭くなるので注意してください。

車両通行止めと駐車禁止
赤い丸に赤の斜線が入っているところまでは一緒です。駐車禁止については、指定された時間のおよび○の中の色が青になっています。
車両通行止めは原付きや軽車両も含めて車は通行できません。一方の駐車禁止は、車の駐車を禁止しているものです。意味合いとしては全く異なるものなので、事前に把握しておく必要があります。
左折可と一方通行(左のみ)
左側に向けて矢印が向けられている標識です。左折可については白地の看板であり、一方通行に関しては青地の看板です。色で見分ける必要があるので、覚えましょう。
左折可については、信号に関わらず左折が行えることを指しています。一方通行に関しては、矢印の向きの方にしか通行できません。逆に進行してしまうと逆走することになるので注意しましょう。
珍しい標識5選!

なかなか見かけない珍しい標識について5つご紹介します。
猫
猫は全国各地様々な地域で飼われているわけですが、猫注意の標識があるのは全国にたったの2箇所とされています。野良猫が多い地域なのか飼い猫が多い地域なのかは不明です。もしかしたら、過去に猫を避けようとした車が事故を起こしたことがあるのかもしれません。
落氷注意
滝などの近くを走行する道路に表示されることがあります。北海道の国道336号線にあることで知られており、その近くにはフンベの滝があります。冬になると凍結することでも知られており、道路に落ちてくることもあるため、その注意喚起のために存在している標識なのです。
イノシシ
野生動物としては鹿や猿などは多くいますが、イノシシについても山などに多く生息しています。そのイノシシの多発地域などで見かけられるのが、イノシシ関連の動物注意標識です。特に関西圏から九州にかけての地域で見かけることが多い標識とされています。
大人のイノシシとなると、それなりの体重にもなるため高速で衝突すると大きな事故にもなりかねません。よって事故を防ぐためにもイノシシの生息地域に設置されることがあるわけです。
クマ
全国各地に点在しているのが、クマの標識です。特に東北などに多く存在していることで知られており、クマの生息地域の近くの道路に設置されています。
地域によってはクマの種類分けが行われている例もあり、ツキノワグマであったりヒグマが描かれているケースもあります。
リス
動物系の標識の一つですが、小動物が掲載されるケースも珍しくありません。その一つがリスです。
北海道や静岡県にあることで知られていますが、数はそれほど多くなくレア度が高い標識としても知られています。小動物ではありますが避けようとして事故にあうケースも考えられます。標識がある地域のそばでは運転に気をつけましょう。
まとめ

間違いやすい車の標識および珍しい標識についてお伝えしました。
特に間違えやすい標識に関しては、全く別物として理解してしまうと極めて危険です。今回紹介した3つについては、この機会に把握しておきましょう。
珍しい標識もご紹介しました。他にも多数の標識があるので、気になる方はぜひ調べてみてください。特に動物系の標識は数が多いので、探してみるのも楽しいものです。
