「季節によってパテの硬化時間って変わるの?」
という疑問をもつかたも、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
パテには色々種類があって、使用する商品によって硬化時間も変わります。
ただポリパテや硬化剤などは、夏用のパテと冬用のパテがあって、季節によっても使用するものは変わってくるようです。
ここではそもそもパテって何なの?という疑問から種類・硬化時間などを解説していきます。
今までパテについて知らなかったかたでも、「そういうふうに使われているんだ」と知ることができます。
またこれから、ボディについた傷の修理をやってみたいというかたの、知識の1つになるのではないでしょうか。
自動車に使われるパテって?

事故などで車のボディがへこんだり、傷がついてしまったときに修理に出すと思います。
そのとき、へこんだ部分や傷がついてしまった部分を修理するために、ハンマーや専用器具を使用してへこんだ部分を元に戻します。
その後、溶接などをしたあとに、パテを使ってボディの表面を滑らかにして塗装します。
ハンマーや専用の器具を使用して元に戻しても表面が綺麗に元に戻ることはありません。表面を滑らかに戻すために使用されるのがパテということになります。
またサビによる経年劣化やカスタムによる形状変更・修正に使用されています。
パテの種類は?

パテの種類は使用する材質によっても使い分ける必要がありますが、ここでは4種類紹介します。
厚づけパテ
形を形成するためのパテで、ピンホールと呼ばれる気泡のような穴があくため、下地用に使うパテのことをさします。大きなへこみなどがある箇所に使用するため、厚く盛る必要があります。板金パテとも呼びます。
中間パテ
名前のとおり、中間に盛っていくパテのことをさします。巣穴を埋めるために使用するため、細かくなっています。すり傷などにはこのパテを使用することもあるようです。
仕上げパテ
中間よりさらに細いパテで、厚づけ後のピンホールを埋めるために使用したり、傷の浅い箇所に薄く塗って補修するためのパテです。
バンパーパテ
名前のとおりで車のバンパーの修正に使用します。車のバンパーの材質は樹脂製のものが多いのでバンパー専用のパテを使用することで修理します。
この他にも粘土のものや、液体のもの、マフラー用など、いろいろと種類ありますが、主に上の4種類を使用して修理・修正をおこないます。
夏と冬でどう違うの?

パテの種類や硬化剤の量によっても硬化時間がかわるので一概には言えません。
冬場で気温が5℃以下だと硬化しないものもありますし、厚く盛れば乾燥させるのに時間もかかります。
SOFT99超軽量厚づけパテでは気温20°であれば1時間もしないうちに固まります。
まとめ

車のパテってなんなの?ということからパテの種類、硬化時間について簡単に書いてきました。今ではYouTubeなどで動画がたくさん出ているので、浅い傷程度なら自分でDIYしてみるのもいいかもしれません。
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「ボディに傷が入るんじゃないの?」
と思われるかたもいらっしゃるかと思いますが、ノーコンパウンドでボディの塗装を傷つける心配がありません。
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