通勤・通学に毎日の買い物……生活に自動車が欠かせないという方は多いでしょう。ですが事故や交通違反などによって、運転免許の取り消し処分を受ける場合があります。
この記事では、運転免許の取り消し処分を受けた場合の免許再取得までの流れをご紹介いたします。
欠格期間を過ごす

免許の取り消し処分を受けた場合、一定期間は免許の再取得をすることができません。この期間を「欠格期間」と言います。免許の取り消し処分を受けた際には「運転免許取消処分証」を受け取っているかと思いますが、そちらに欠格期間が表記されているはずです。
基本的に免許の再取得は欠格期間が満了してからになりますが、中には欠格期間が残っていても入校できる自動車学校も存在します。どうしても早期の再取得を目指したい場合、お近くの自動車学校に相談してみると良いでしょう。

取消処分者講習を受ける

欠格期間が満了しても、すぐに試験を受けることは出来ません。免許取得の1年前までに、「取消処分者講習」を受ける必要があるのです。内容はディスカッションや実車を用いた指導となっており、所要時間は13時間、2日にわたって行われます。費用は年によって多少変化する場合があるものの、原則およそ3万円ほどとなっています。
受講には予約が必要となりますので、会場となる運転免許試験場や、一部の自動車学校に連絡をしておきましょう。
運転免許の再取得

欠格期間が満了し、取消処分者講習を受ければ、いよいよ運転免許の再取得へと進むことが可能です。再取得には初めて免許を取得した時と同様に指定の自動車学校へと通学する方法と、直接運転免許試験場へと赴き、そのまま受験する「一発試験」との2つのパターンが存在します。
ここでは2つの試験方法について、それぞれメリット・デメリットを紹介いたします。
公認自動車学校へと通学する場合
公認の自動車学校へ通学する場合、流れとしては初めての免許取得の際と同様になります。すなわち免許の取得までには数か月を要し、価格も20万円~30万円ほどかかってしまいます。
その一方でメリットとしては、運転免許試験場での実技試験が免除されることや、運転について一から学びなおすことができる点などが挙げられます。詳しくは後述しますが一発試験は難易度が高いですし、やはり事故などで運転への自信を失っている方も多いでしょうから、基本的には自動車学校に通われることをオススメします。
サラリーマンの方にとっては、免許取得までのスケジュールを綿密に作成してくれるのも嬉しいポイントです。
運転免許試験場で一発試験を行う場合
取消処分者講習さえ受けていれば、自動車学校に通わずとも試験場で直接試験を受けることが可能です。免許の再取得に必要な適性検査・仮免試験・路上教習・本免許試験・特定講習を全て試験場で行うことになります。
自動車学校に通う場合よりも所要時間が短いのはもちろん、費用も数万円ほどに抑えることが可能です。その一方でデメリットには、難易度が非常に高いことが挙げられます。一発試験の合格率は2割ほどと言われており、多くの方が複数回受験することになります。
中には再受験の積み重ねで自動車学校よりも高くついたという方も存在するため、自信のない方には勧められない方法となっています。
再取得までの費用・時間を抑えるには?

もちろん最短は一発試験に合格することですが、「運転技術にあまり自信がない」という方も多いでしょう。その際にオススメの方法として2パターンを紹介します。
まず一つ目は合宿免許を利用する方法です。初めて免許を取得する方にも人気の合宿免許ですが、中には再取得を目指す方を対象とした合宿免許も存在します。期間も2週間ほどで済みますし、費用も数万円ほど抑えることが可能です。
そして2つめの方法は、一発試験をサポートする施設を利用することです。数はそれほど多くはないものの、一発試験での学科試験をサポートするサービスや、貸しコースを設置している場所なども存在します。貸しコースに関しては一部の自動車学校でも利用が可能ですので、ドライブに慣れた方と利用するのも良いでしょう。ですが、たとえいくら練習しても自動車学校のように実技試験の免除などが保証されるわけではありませんので、やはりハイリスクだと言えます。
オススメのカーグッズについて

最後にオススメのカーグッズをご紹介いたします。それがこちらの「CarZootプロ仕様 インテリアクリーナー」です。CarZootは国産・プチプラ・プロ仕様をウリとしたカー用品メーカー。このインテリアクリーナーも実際にカーショップ店員による使用実績がある商品となっています。
オススメのポイントはプラスチック・布・革と車内のあらゆる場所に使用でき、アカやシミ・タバコのヤニ汚れなどあらゆる汚れに対応できる点。これ一本で車内の清掃が完結します。

再取得までの期間や費用も知っておくといいよ!