車好きなあなたなら「色々な車を運転してみたい」「教習所で運転を学べる免許はないかな?」と思うかもしれません。様々な免許を取得できれば色々な種類の車を楽しむことができるでしょう。この記事では、学校でとれる免許を一覧でご紹介します。
普通の車の免許

まずは、一般的な車に関連する免許をご紹介します。多くの人は普通免許で済みますが、大きいサイズの車を運転する場合は別の免許が必要です。

1.普通免許
多くの人が使用する普通自動車と軽自動車の運転が可能になる、一般的な免許です。操縦がオートマチック方式の機体のみ運転できるオートマチック限定免許と、オートマチック方式/マニュアル方式の両方の操縦が可能になるマニュアル免許があります。
普通自動車・小型特殊自動車と、原付バイクとも呼ばれるバイク原付自転車の運転ができ、取得難易度も低い免許です。
2.準中型免許
車両の総重量が3.5t~7.5tで、最大積載量2t~4.5tの車両が運転できる免許です。定員は10人までと、普通免許で運転できる車と同じになります。
「2トン車」と言われる車を運転したい場合は、この取得が必須です。
運転可能な自動車の種類は普通免許の普通自動車・小型特殊自動車・原付バイクに加えて、お伝えした準中型自動車が運転可能になります。
3.中型免許
車体の総重量が7.5t~11t、最大積載量は4.5t~6.5tの自動車の運転が可能になる免許になります。第一種と第二種の2種類があり、2017年3月の法改正で、よりも大きいサイズの自動車が運転できるようになりました。
この免許で運転できる車の定員は11人から最大29人までで、第一種取得時点で5tトラック、更に第二種を取得することでお客様を乗せるマイクロバスなどの車が運転できます。
4.大型免許
車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上の車が運転できる免許になります。乗車定員は30人からで多くの物品・人を運ぶ大型バスや、工事なので活躍する土砂などを運ぶダンプカーなどが運転可能です。
この免許も中型免許と同じく第一種と第二種があり、人を乗せない運転なら一種免許の取得で可能になります。
しかし、大型バスなど旅客運送の仕事として運転するケースは二種免許が必要になります。
特殊な車の運転に使う免許

ここで紹介するのは、建築などで使う少し特殊、でもダイナミックな車を運転するために必要な免許です。
趣味としてのドライブを求める方には需要が少ないですが、こういう車を運転・操縦する仕事がしてみたい方には必要な免許になります。
5.大型特殊免許
工事や建築などの特別な用途で使用する車が運転・操縦できるようになる免許です。中型免許などと同じく第一種・第二種が存在します。
道の雪を取り除く除雪車や工事や道路整備などで活躍するショベルカーなどを運転する際に必要です。
また、現場で使用する車を運転しながらその場所まで運べるようになるため、大型・中型免許と一緒にこの免許を取得する方も多数います。
仕事で必要な方・これからこのような特殊な車を運転する仕事に就きたい方は取得するべきです。
6.牽引免許
事故などで動かせない車を、チェーンなどで繫げて引っ張る「牽引自動車」を運転するための免許です。これも、多くの場合仕事で活かす免許になり、第一種と第二種の両方があります。
物品を運ぶトレーラーや車を運ぶカーキャリア、牽引タイプのタンクローリーなど、仕事で用いる多種多様な自動車を運転できるようになるため、大型・中型・特殊など別の免許と一緒に取得する人も多数います。
バイクに関する免許

最後にご紹介するのは二輪車、オートバイクに関する免許です。
7.普通二輪免許
バイクを運転できるようになる免許です。
普通免許と同じく、オートマチック操縦専用の免許とマニュアルも運転可能な免許があり、好きな方を選択することが可能です。
普通二輪免許があれば、ガス排気量が50cc~400ccのバイクが運転可能できます。
8.大型二輪免許
普通二輪免許では運転できないガスの総排気量が400cc以上のバイクが運転できる免許です。より大きなバイクをで楽しく運転しましょう。
様々な免許を取得して、楽しいカーライフを
今回は、教習所で取得できる、様々な免許を8つご紹介しました。
より大きくカッコいい車でドライブしたいのなら、よりハイレベルな免許は必須となるでしょう。また、仕事で活用するような特殊な車には特別な免許が要ります。運転したい方は、取得してみてはいかがでしょうか。
