車検でバッテリー交換を勧められた、あるいはバッテリーが上がってしまうなど、バッテリーの衰えを感じている……そんな時に必要になってくるのがバッテリーの交換です。
ここでは車のバッテリー交換について、高いものはどう良いのか?工賃による違いは何か?また、値段を安く抑えるためにはどういった方法があるのか?
これらについてお話いたします。
バッテリーの値段の違いにはどんな意味があるの?
![「メモを出して考えている風男子」の写真[モデル:藤沢篤]](https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/HI1891011_TP_V.jpg)
バッテリーの交換時期の目安は2~4年と言われています。もちろん、走行距離や使い方によってはそれ以上に長持ちする場合もあります。ですが、意外と頻繫に交換する必要があるんだな、という印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。
そのため、一回あたりにかかる費用は出来れば安く抑えたいもの。ですがバッテリーには様々なサイズや種類があり、当然その値段はバラバラ。そもそも、場所によってバッテリー交換にかかる工賃も変わってきます。
そのため違いが良く分からず、店員に流されるままバッテリーを選んでしまう……
そんなことが多いのではないでしょうか。では実際、バッテリーの値段の違いにはどういった意味があるのでしょうか?以下に解説いたします。

①性能による値段の違い
一番はやはり性能による値段の違いです。基本的には値段の高いものほど電気を安定して供給することが可能です。また当然、耐久性の違いにもつながってきます。
ただ、同じメーカー内の商品であれば値段が高いほど高性能と言えるでしょうが、それでは別のメーカーの商品と比べる際はどうでしょうか。中には性能が同程度なのに、大幅に値段が異なるという場合もあります。特に、日本製のバッテリーと海外のバッテリーとを比べた際には、そういった感想を抱くことも多いかと思います。
②管理体制による値段の違い
この場合は単純な性能以外にも、商品の管理体制の違いから値段が異なる場合があります。「国産の部品=安心」というイメージをお持ちの方は多いかと思いますが、やはり日本は世界と比較しても、管理体制が徹底されている傾向にあるかと思われます。
ですので品質にムラが少ない、すなわち「ハズレを引く」可能性が低いと言えますね。やはり車と言うのは人の命を預かるものですから、品質の安定したものを使用したいものです。
ただ、近年では海外製品でも高品質なものが増えていますし、保証付きのものも多く販売されています。しっかりと見極めをすれば、海外製品の方がコスパ良く購入できる場合も多いでしょう。
③サイズによる値段の違い
もちろん車種によってバッテリーの大きさは決まっています。そのためあまりに大きすぎるもの、小さすぎるものを搭載するわけにはいきません。
ですがバッテリー交換の際、店員からこんなことを言われた経験はありませんか?「少し大きめのものを購入した方が、性能も良いし長持ちしますよ」と。
容量が大きい方が優れているのは確かですが、多少のサイズの違い程度であれば、値段ほどの性能差を実感することは難しいようです。ハッキリと純正どおりのサイズを購入したい旨を伝えましょう。
工賃が安いところで交換するべき?

コスパ良くバッテリー交換を使用と考えた際、気になるのはバッテリー代だけでなく交換の際の工賃も。場所によって値段はバラバラで、ディーラーや整備工場よりも、チェーンのカーショップやガソリンスタンドの方が安かったりしますよね?中には無料という場所も少なくありません。
では安ければ安いほど良いのか……と言えば、必ずしもそうではありません。カーショップやガソリンスタンドでの交換では、その分バッテリー代金は割高の傾向があるようです。
最近ではカーショップやガソリンスタンドごとにオリジナルのバッテリーも販売しており、大手製品ではなくそちらを勧められる場合も多いですね。
コスパ良くバッテリー交換をするならこれだ!

カーショップやガソリンスタンドは工賃は安いものの、肝心のバッテリー代金が高い……
そこで解決策として挙げられるのが、「自分でバッテリーを購入し、カーショップやガソリンスタンドに持ち込む」という方法。現在ではオンラインショップでも、大手メーカー製品が保障期間付きで、しかも格安に購入できる時代です。
この方法で、通常の半額ほどでバッテリー交換ができたというケースもあります。皆様も是非これを参考に、コストパフォーマンスの良いバッテリー交換を行ってみてくださいね。
