みなさんはトヨタハイエースをご存知でしょうか?おそらく一度は見たことがあり、乗ったことがある人も数多くいると思います。
ですが皆さんはそのトヨタハイエースについてどこまで知っているでしょうか。大きい車、仕事で使われているというのは知っていると思いますが、いつ作られ何故作られたのかというのは、知っている人は少ないと思います。
この記事ではトヨタハイエースの歴史について執筆していきます。最後まで読めばこの車について愛着が湧くでしょう。
トヨタハイエース始まりは50年前?

トヨタハイエースの始まりは1967年10月に商用トラックのトヨエースの小型版で発売されたのが始まりです。ハイエースの語源は「High」(高級な)「Ace」(より優れた)という意味が含まれています。2代目までトラックと一緒に形を変えながら発売されていましたが、3代目のダイナ/トヨエースという車の兄弟車として別の道を歩むことになります。現在発売されているモデルは5代目で、今現在も高い人気をほこり発売から50年を迎えています。

2代目 3代目ハイエースの進化

初代ハイエースが発売され約10年が経ちフルモデルチェンジが起こります。変わらないところはバン・ワゴン・トラックが用意されているところです。変更点はエンジンを2リッター・1.8リッター・1.6リッターが選べガソリンエンジンも3種類ありました。さらに大きな変化は、初代が丸型4灯のヘッドライトだったのに対して、2代目は丸形2灯になったこと積載量が増えたことです。
3代目の発売は2代目が発売された1977年から5年後の1982年です。3代目発売時のモデルチェンジはワゴン・バン・コミューターが行われ、トラックは2代目を受け継ぐ形で継続して生産が行われました。ワゴンのモデルは居住性や快適性の向上が図られました。何故かというと、高級RVとして使用されはじめたからです。ちなみにRV車は「Recreational Vehicle」(休暇、楽しみのための車)を略したもので、キャンピングカーに該当するようなものです。エンジンはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類がありました。さらにRV車としての需要が高まり、4段のATがあり1987年のマイナーチェンジで4WDが設定されました。
4代目 現行の5代目とは?

4代目ハイエースは1989年に発売された、高級ワンボックスRVとして内装・外装が豪華になりました。ワゴンは高級なワンボックスのRVとして活躍し、バンは商用車として今後改良されていくことになります。4代目のハイエースのガソリンエンジンは2.4リッターになり、4WDは2.8リッターのディーゼルエンジンを搭載するのみとなりました。その後マイナーチェンジを繰り返しながら2003年まで、販売されることになりました。
そして現行の5代目ハイエースです。2004年にフルモデルチェンジを行いました。フルモデルチェンジが行われたのは15年ぶりのことでした。5代目のハイエースで向上した点は、快適性・利便性・衝突安全性能を確保し、環境性能の向上を目指しました。ハイエースの室内は、とにかく無駄がなく広いです。荷物をたっぷり乗せられることはもちろんのこと、バイクやスキー板、車椅子を載せることができます。これなら家族に車椅子で生活する方がいても関係なく、一緒に出かけることができ、広い車内で快適に過ごすことができます。
まとめ

いかがだったでしょうか?今まで知らなかったハイエースの歴史について少しでも理解できたかと思います。ハイエースは大きいだけではなく、RV車として重宝され、大人数が乗ることができ車椅子も問題なく乗ることから、バリアフリーの面もバッチリでしょう。家族や周りに車椅子で生活している方がいても、一緒にでき快適に過ごすことができる素敵な車です。ぜひ購入を検討してみてもいいかもしれません!
