自動車に常備されている発炎筒。緊急時に危険を遠くまで知らせるために使用するので、自動車への搭載が義務づけられいて、発炎筒がなければ車検は通りません。しかし、それほど重要な発炎筒ですが、搭載場所や使い方について問われて、即座に答えられる人は多くはありません。ここでは、発炎筒の使い方についてまとめましたので、ご参照ください。
発炎筒の使い方

「発炎筒」と「発煙筒」
車に常備しなければならない「発炎筒」と間違われるのが「発煙筒」です。緊急事態を知らせる方法で、光か煙の違いがあるのですが、発煙筒では煙が充満してしまうので、危険地帯の視界を遮ってしまう危険性があります。発炎筒は、煙が多く出ないように工夫されています。

発炎筒を使用するケース
発炎筒は、車のトラブルで動かなくなった場合、接触の危険性が高い後続車両などに危険を知らせる場合に使用します。その具体的なケースを紹介します。
踏切内で走行できなくなった場合
踏切内で落輪が生じたり、エンジントラブルにより車が走行できず踏切から脱出できなくなった場合に、まずは非常ボタンを押して発炎筒を炊き、踏切に進入する電車に危険を知らせます。
高速道路で走行できなくなった場合
高速道路で事故や故障などにより走行できなくなった場合、赤い三角の停止表示機材を車の50m以上後方に設置して、発炎筒を置いて後続車に危険を知らせなくてはなりません。しかし、トンネル内では煙が充満して視界不良となる危険性があるので、使用を控えましょう。
カーブの途中など見通しの悪い道路で走行できなくなった場合
カーブや、登り坂の頂上付近など後続車から見通しが悪い場所で車が動かなくなった場合、後続車に危険を知らせるために発炎筒を使用します。
発炎筒の使用方法
発炎筒は運転席や助手席の足下に設置されています。使い方は次の手順になります。
①発炎筒を運転席か助手席の足下から取り出す
②発炎筒のキャップをひねりながら外して本体を取り外す
③キャップと本体先端をマッチで点火するように擦り発炎筒を点灯する
④点火したら自分や他人に向けず、手に持ったり道路において危険を知らせる
LED非常信号灯への置き換え
上記のような発炎筒の使い方が難しい方には、国交省保安基準適合品のLED非常信号灯ならば置き換えが可能です。LED非常信号灯ならば、発炎筒のような消費期限がありません。また、発炎筒の燃焼時間は5分程度ですが、LED非常信号灯では約20時間点灯するものがあります。煙が出ないので後続車の視界を妨げる危険性もありません。
トラブルの必需品スマホにおすすめのガラスコーティング

[CarZoot] ガラスコーティング

[CarZoot] ガラスコーティングの特徴は以下の通りです。
【概要】スマホなどの液晶画面の破損防止用、ガラス被膜コーティング剤です。本剤を画面に塗り込むだけで、高度9Hの割れにくいガラス被膜を形成。ブルーライトカット配合で、長時間使用での眼精疲労を抑制することができます。
【仕様】写真付きの取扱説明書がついているので簡単に施工できます。
【価格】amazon.co.jpでの価格2,080円(税込み)
事故やエンジントラブルで車が走行できなくなった場合、即座に発炎筒などを利用して安全を確保してから、警察やディーラーに連絡をいれなくてはなりません。しかし、非常事態に焦ってしまい、スマホの液晶画面が割れてしまったら、最悪の場合は操作ができなくなってしまう可能性があります。画面の破損防止には、保護フィルムでは貼るのが難しいので、塗るだけで簡単にガラス被膜をコーティングできる本剤はおすすめです。

何が起きても対処できるように確認しておきましょう!