新型コロナウイルス感染拡大の影響は、様々な業種に現れています。今回は、ヨーロッパの大手自動車メーカーフォルクスワーゲンの2020年暫定決算が48％の減益で終わったというニュースを詳しく解説していきます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でVWの自動車が売れていない？
新型コロナウイルス感染拡大の影響は、世の中の多くの消費に影響を与えました。まずは、人の往来を止めてしまったため、旅行業界が打撃を受け、その人が乗るための自動車も影響を受けたのです。ドイツ自動車メーカーのフォルクスワーゲンは2019年対比で48％の減益となったことを発表しています。
自動車が売れないのには、その他に理由があり、世界中の様々な業種が不景気になり先行きも不透明になった事で、消費者がお金を使わなくなったことも要因に挙げられます。特に、ドイツ車メーカーには高級車が多いため、大打撃に繋がったのではないでしょうか？
2020年下半期は回復基調にある！
2020年通期で見ると48％減益と良くない結果で終わりましたが、実は7月から12月までの下半期では、回復傾向にあります。一度打撃を受けた業種でも市場の需要が落ちにくい業種では段々と回復してくるのが普通です。フォルクスワーゲンの自動車などは、歴史もあるメーカーなので、根強いファンも多く、必要になれば段々と売れていくことが見込まれます。
特に、感染を抑え込めていると政府が発表している中国などでは、富裕層も多く、段々と消費が回復してきているようです。日本企業のトヨタなども、高級車の製造が追いつかず、人手不足になりつつある状態です。
今後、感染拡大は起こりつつも、人々の意識は段々と正常な状態に戻っていくとみられるため、消費者から必要とされる業種はＶ字回復していくことでしょう。
ワクチンなどの接種が進んでいけば、景気は段々と回復する
さらに、朗報としてはワクチンの接種が開始されている点です。副作用などの懸念があり一部の人はワクチン接種に否定的ですが、アメリカでは3人に2人はワクチン接種に前向きで、日本でも4人に3人はワクチン接種をしたいと考えているようです。
今後さらにワクチン接種が進み、特効薬などの開発が進めば、一気に景気は回復していくのではないかと見られています。
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というわけで、今回はフォルクスワーゲングループが発表した2020年の暫定決算で48％の減益を計上したというニュースをご紹介してきました。今後景気回復がいつになるのかは分かりませんが、段々と良くなっていくことでしょう。
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