塵芥車とは、ゴミ収集車やパッカー車などの業務車両の総称として呼ばれています。この度の新型コロナウイルスによるステイホーム期間では、感染のリスクと向き合いながらゴミ回収を行ってくれている業者の方へ、ゴミ袋にお礼の貼り紙がされていたなんて事が話題になりました。そんな今だからこそ、塵芥車について知っておきたい方もおられるのではないでしょうか。今回は新たに登場した電気トラックとしての塵芥車を紹介します。
e Canter Sensor Collect(イー キャンター センサー コレクト)

「e Canter Sensor Collect」は7月30日、三菱ふそうトラック・バス株式会社のイベント、「Fuso Future Solutions Lab」にて発表されました。これは三菱ふそう独自の製品開発プラットフォームを紹介するイベントとなっており、2020年は社会的な課題解決がテーマとなりました。
同社では既に信頼性、経済性に加え、操作性に優れた、環境に優しい低ノイズが特長の「e Canter」という小型電気トラックがありました。今回はそれをベースに、遠隔操作や排出ガスをなくすなど、社会に不可欠なゴミ収集作業の効率化とクリーン化を目的に提案されています。

性能など
ワイヤレス式HMI(Human Machine Interface)が遠隔での操作を可能にしており、LiDARや超音波式センサー、高精度GPSを搭載することで車両周りを安全区域と設定し、車両への追従や一時停止、障害物の回避、人が近づいた際の緊急停止といった操作もできます。
イベントでは、実際に作業者のスマートフォン操作でゴミ収集車が作業者を認識して追跡を開始しました。作業者がいるAの集積所から徒歩でBの集積所に移動すると、障害物を上手く回避しながらゴミ収集車がついてくる所を披露しました。
外装では、一見普通の塵芥車と目立った違いはありませんが、遠方検知LIDARモジュールが4個付いている所が特長です。内装は運転席に複数備えられたモニターや計器が従来のそれと一線を画しています。また、電動パワートレインによる自動制御システムでは、CANを通じたダイレクトモーター制御、改造ステアリング&ブレーキシステム、そして緊急停止機能も備えられています。
複雑な交通状況や駐車場での対応および悪天候時での操作など、さらなる改善も検討されています。
まとめ
作業者が単独で収集作業をしていても、移動する際に近距離であれば運転席に乗車して車両を運転することなく、徒歩で移動して車外からのリモートコントロールによって車両を移動させることができる点は特筆すべき内容でした。イベントではスライドにて複雑な交通状況や、駐車場での対応および悪天候時での操作など、さらなる改善も検討されていました。
三菱ふそう副社長・開発本部長 アイドガン・チャクマズ氏によると、開発プラットフォームにて創出したアイデアは先進機能を搭載するトラックに活用するとともに、社会的ニーズの進展に柔軟に対応した製品開発を続けていくとの事です。e Canter Sensor Collectにおいても今後、機能がさらに進化した場合には、より少人数かつ安全なゴミ収集作業を行える可能性があり、期待されています。
愛車の塵芥問題

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