イギリスを代表する自動車メーカーの「ローバー」現在、その名を冠した自動車会社や自動車モデルは消滅したものの未だ根強い人気を集めています。そこで今回はローバーのおすすめの車種をご紹介していきます。
ローバーのおすすめ車種一覧

ローバー400
1990年から1999年までローバーグループによって販売されていた乗用車で日本の本田技研工業(通称ホンダ)との共同開発車です。サスペンションはローバー独自のストラット形式を採用しエンジンはホンダから提供されたものが採用されています。
日本では1993年から販売を開始。当時、ホンダエンジンを搭載した「416SLi」とステーションワゴン型の「416SLi Tourer」が輸入されました。ローバーの自社製エンジンを搭載したグレードのものもありましたがそれが日本に輸入されることはありませんでした。
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ローバー800
ローバー400と同様、ホンダとの共同開発によって生まれたローバー800。発売されたのは1986年。こちらもホンダのエンジンを搭載されたモデルとなっています。
ただし、エクステリアやインテリアに関してはローバーらしい高級感のある雰囲気に仕上げられました。上級グレードにはイギリスの名門であるコノリーレザー製のレザーシートが使われていることやハンドメイドで製作されたウォールナットパネルがつけれれていることも大きな特徴です。
その後、モデルチェンジを繰り返しながら販売を続けていくも1998年には生産中止となり、後継のローバー75が誕生します。
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ローバー600
ローバー400とローバー800の間を埋めるべく1993年にデビューしたモデルです。サイズ的にはミドルクラスでボディデザインを手がけたのはリチャード・ウィラー。
彼が手がけたローバー600のデザインは英国車らしい上級な雰囲気を漂わせていて1994年のブリティッシュアワードを受賞しました。
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ローバー75
1998年の英国モーターショーにてデビューしたローバー75。開発当時はBMWが親会社だったこともあり、競合する可能性のあるBMWの各モデルと差別化するためスポーティな雰囲気をなくしレトロ調に仕上げられています。
2004年にマイナーチェンジを施したもののMGローバーの経営破綻により2005年にはすでに製造と販売が終了となっています。日本に入ってきたのは1999年9月のことでしたが2000年頃にはBMWがローバー部門を撤廃したことにより輸入が中止されてしまいます。2003年には再度輸入が再開されましたが、日本国内ではかなり希少な車種と言えるでしょう。
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愛車メンテナンスに是非使ってほしいアイテムをご紹介。

すでに生産されることのないローバーの車種達。派生ブランドのランドローバーなどはまだ生産が継続されているものの、英国情緒溢れるこれらの車は中古でしか手に入りません。それでも古き良き英国の雰囲気を肌で感じたいという方の中には購入を前向きに検討される方も少なくはないでしょう。そんな方のためにおすすめのアイテムをご紹介します。
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