この度、F1チームであるレッドブルホンダは、2021年のシーズンに向けた新たなマシン「RB16B」を発表しました。今回の記事では、レッドブルホンダの新しいマシンRB16Bとはどんなマシンでどんな魅力があるのか?などについてF1の魅力と一緒に詳しく解説をしていきます。
レッドブルホンダとはどんなF1チームなのか?

レッドブルホンダとは2005年からF1に参戦しているチームです。チームの母体は飲料水でお馴染みの「レッドブルGmbH」。本拠地はイギリス ミルトン・キーンズとなっています。
今まで64回の優勝を誇るチームで、パワーユニットには日本のホンダのエンジンが搭載されています。ホンダのエンジンが搭載され始めたのは2019年と、まだ最近の事なのです。
レッドブルホンダの新たなマシンRB16Bとは?

そんなレッドブルホンダの最新マシンと言えば「RB16」です。黒いベースに赤い文字でレッドブルのロゴをあしらった車体は、まるで高速で走る狼のようにも見えます。1,600ccのホンダ製ホンダ RA620Hを搭載していて、並々ならぬ加速力を持っています。
そのRB16をグレードアップさせたのが2021年のレースに使われるRB16Bです。見た目で変更された点としては、2021年のテクニカルレギュレーションに合わせてフロアの形状などが変更。
その他HONDAのロゴがエンジンカウルだけでなく、リヤウイング両面にも大きくペイントされたことです。関係者によると、前車種のRB16からRB16Bに引き継がれるコンポーネントは60%としていて、微妙な変更のみでそこまで大きくは変化していないかもしれません。
詳しい概要は、殆ど発表されていないため、実際の試合を見るしかなさそうです。
F1のレースにはどんな魅力があるのか?

F1のレースにはどんな魅力があるのでしょうか?日本でも、鈴鹿サーキットでは毎年1度グランプリファイナルが行われています。
F1とは「フォーミュラー1」の略で、フォーミュラーカーと呼ばれる、ドライバーがむき出しになった車を使ったカーレースになります。極限まで車両を軽くしてあるため、ドライバーは常に死との恐怖の中でレースを進めていきます。
F1の魅力はもちろん、フォーミュラーカーが爆音とともに走るところですが、さらに深く探ると、「ピットストップ」というところもポイントになります。F1の車はコースを1周しただけでタイヤが摩耗して使えなくなるほどにタイヤを酷使して限界までスピードアップしています。
そのため、レースの中では何度もタイヤの付け替えが行われます。もちろん、そのスピードと正確さで自身のチームの順位が変わってしまうため、タイヤ交換やマシンのメンテナンスなどで入る「ピットストップ」はF1の1つの魅力なのです。
タイヤの交換を行うのに必要な時間はわずか2~3秒だと言われていて、本当に芸術並みのスピードでタイヤを交換することが出来ます。ピットストップでのスタッフの動きに注目してF1を観戦しても面白いでしょう。
F1のレースはこれからも楽しめるのか?
F1はガソリンエンジンで行われるレースなので、今後電気自動車化が進むとどうなるのか?と不安視する方も多いかもしれません。しかし、現状はF1の電気自動車を使ったレースも開催されています。
今後電気自動車の性能はますます上がってくると見られているため、車が電動化しても、F1は楽しむことが出来るでしょう。
まとめ
というわけで、今回はF1チームのレッドブルホンダが発表した2021年の最新マシンRB16Bについて詳しく解説してきました。見た目にそこまで大きな変化は見られませんが、本番のF1レースでは大活躍してくれること間違いないでしょう。
2021年もレッドブルホンダが上位に食い込むことを祈りましょう。興味があるようであれば、F1の試合観戦をしてみられることもおすすめです。