リトラクタブル・ヘッドライトとは?詳しく解説!

   
 

リトラクタブル・ヘッドライトってご存知ですか?最近では採用しているメーカーが無いので、見かけることもめっきり減りました。ですから若い方は知らないかもしれませんね。そこでこの記事ではリトラクタブル・ヘッドライトについて解説しています。

リトラクタブル・ヘッドライトとは何か。考案された背景やその歴史。リトラクタブル・ヘッドライトが採用された車や、どうして廃れてしまったのかなど、詳しくお話しましょう。

リトラクタブル・ヘッドライトとは?

リトラクタブル・ヘッドライト(Retractable headlights)とは、車体内部に格納できる方式の前照灯のことです。通常のヘッドライトは自動車の前部に固定して取り付けられているのに対し、リトラクタブル・ヘッドライトは、消灯時はボンネット内部に埋没しており、点灯時のみ外部に展開される構造になっています。

リトラクタブル・ヘッドランプとも、また自動車愛好家の間では、リトラクタブル、リトラとも略されます。

リトラクタブル・ヘッドライトが考案された背景

自動車の車体前部の高さを下げることは空気抵抗の減少に繋がります。しかし車体前部に装備されるヘッドライトの最低地上高は、歩行者に対する安全上の理由から規制があります。そのためヘッドライトを極端に低い位置に設置することは出来ません。

またヘッドライトの存在は車体デザインの自由度を制約してきました。カーデザイナーはヘッドライトの取り扱いに苦慮してきたという歴史もあります。これらの課題を解消するために「必要な時だけ高い位置に露出するヘッドライト」として登場したのがリトラクタブル・ヘッドライトというわけです。

リトラクタブル・ヘッドライトの歴史

最初の採用例とされているのは、アメリカの独立系メーカーだったコードが、1935年から1937年の経営破綻まで少量生産した、前輪駆動の高級車コード810/812です。空力よりもスタイリングの見地から採用したものです。

本格的に盛んになったのは1960年代以降で、1963年のロータス・エランなどが初期の例といえます。日本では1967年のトヨタ・2000GTで最初に採用されました。1970年代後期以降のスーパーカーブームをきっかけに一般に広く認知されるようになります。

リトラクタブル・ヘッドライトが採用された車

ここからはリトラクタブル・ヘッドライトを採用した車について見ていきましょう。日本車の例と外国車の代表例を取り上げます。また現在ではリトラクタブル・ヘッドライトは廃れてしまいましたが、その理由についても解説します。

日本車の代表例

日本車でリトラクタブル・ヘッドライトを最初に採用したのは前述の通りトヨタ・2000GTです。しかし同車は高額なスポーツカーで、生産台数も少ないため代表例とは言えないでしょう。代表例としたいのはマツダ・RX-7です。

1978年にサバンナRX-7として登場した初代から、2002年に販売を終了した3代目まで、一貫してリトラクタブル・ヘッドライトを採用していました。リトラクタブル・ヘッドライト=スポーツカーというイメージを定着させたのはマツダ・RX-7です。

外国車の代表例

外国車の場合はマツダ・RX-7のような手頃な価格で購入できる車の採用例はあまり多くありません。ですが高額なスーパースポーツカーであるフェラーリ・テスタロッサを代表例にするわけには行きません。

そこで外国車の代表例はゼネラル・モーターズのポンティアック・フィエロにしたいと思います。同車はミッドシップレイアウトの二人乗りのクーペですが、本格的なスポーツカーとして企画されたのではなく、女性が買い物に出かけるようなパーソナルカーとして開発されました。

ポンティアック・フィエロは、1984年から1988年まで販売され、生産台数は37万台余りとなっています。

リトラクタブル・ヘッドライトが廃れた理由は?

リトラクタブル・ヘッドライトは現在は製造されていません。なぜ廃れてしまったのでしょうか。その理由はいくつかあります。まず、歩行者との事故が起きた場合、ライトが点灯しているとそれが突起物となり危険であること。

また固定式のライトと比較をするとコストがかかること。そしてライトを可動させるためのモーターやヒンジが重量増を招くこと。これは車の回頭性に影響を与えます。

ですから初代のホンダ・NS-Xはリトラクタブル・ヘッドライトで登場しましたが、マイナーチェンジで固定式のライトに変更されています。こうした理由からリトラクタブル・ヘッドライトは姿を消したわけです。

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