中国地方を中心に展開していたカ-用品店「モンテカルロ」をご存じでしょうか。現在はほとんどその姿を見ることがなくなってしまいましたが、昔からのカーマニアであれば一定の認知度があるでしょう。
この記事では、モンテカルロの歴史と現在の姿を紹介します。
モンテカルロについて

概要
モンテカルロは、カー用品店としてはイエローハットやオートバックスなどと並ぶほど古くからあり、スポーツカーブームとともに成長し、小売り事業や卸売り事業にて長年に渡ってカーライフをサポートしてきた企業です。
タイヤ専門店の「タイヤ専門館」や、中古・アウトレット用品を取り扱う「蔵之助」、板金塗装専門店の「モンテカルロ板金塗装」、車検専門店の「光速王」、自動車リースの「新車のFシステム」など幅広いジャンルの専門店を展開していました。

歴史
モンテカルロは1971年(昭和46年)、個人事業として創業しました。
翌72年に『有限会社オートサロンモンテカルロ』を創業、その後何度かの社名変更を経て、『株式会社モンテカルロ』となりました。
2005年(平成17年)には、カー用品販売会社11社のボランタリーチェーン本部である『ナップチェーン』を子会社にし事業規模を拡大しました。
しかし、7年後の2011年、株式会社イエローハットが所有する50.1%の優先株式の一部を普通株式に転換し、株式会社イエローハットの子会社になることを決定しました。
2012年1月26日に行われた臨時株主総会で、創業家の森田映一が社長退任となり、株式会社イエローハット取締役の古澤丈男が社長就任となりました。また、この株主総会の場で完全子会社化が承認されました。同年、上場廃止に合わせ、モンテカルロの本社を吉島店内に移転。
2015年10月から、モンテカルロが運営している全店舗が正式にイエローハットの店舗になりました。
モンテカルロの現在
イエローハットの完全子会社化の背景
モンテカルロは中国地方を中心とした特定地域に集中出店する戦略により、エリアに強みを有していましたが、2000 年3月期をピークに売上高は減少傾向が続いていました。また、自動車関連業界の環境変化や、景気の悪化による個人消費の低迷により収益が伸び悩んでいる状態が続いていました。
こうした状況を打開するため、モンテカルロにイエローハットが有している店舗開発、仕入体制、商品供給体制と資金力を取り入れ、両社の中国・東海地区での経営地盤を強化を目的として子会社化しました。
「モンテカルロ・イエローハット両社の事業規模の拡大と企業競争力の強化が両社の企業価値向上に繋がる」との考えで意見が一致したことによるものでした。
その後、モンテカルロの名称はイエローハットの一部店舗の名前に「イエローハットモンテ○○店」としてその姿を残しています。
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