昨年は色んな意味で、早く2021年になって欲しいと思われていた方は多いのではないでしょうか。中でも、マセラティのグラントゥーリズモの次期モデルの発売が2021年予定だからという理由の方もおられるかも知れません。今回、そんな時期モデルについて新情報が入ってきましたので、紹介します。
ガソリン車とEV車の二刀流!?

雪のつもる北ヨーロッパのとある町では、現在様々な自動車メーカーのテスト車両が集まり、ある車は開発初期の、そしてある車は最終段階のテスト走行を重ねています。この中にいわゆるミュールと呼ばれるプロトタイプのマセラティ「グラントゥーリズモ」も参加していることが判明しました。
1年以上前から初のEV(電気自動車)として発表されることがアナウンスされていましたが、どうやらEVだけではない事が今回のテストで分かってきました。デザインの詳細などはベールに包まれていますが、ガソリン車モデルも加わえたラインナップで発売されることが濃厚となりました。
マセラティの基本方針にも注目
マセラティは2020年よりブランドの方向性として、今後すべての新型車に電動化(高性能電動駆動システム)を採用することを明らかにしていました。ハイブリッド車ギブリを皮切りに、2021年からはグランカブリオと共にグラントゥーリズモが同社初のフルEVモデルとして生産をスタートするという背景があります。
また、イタリアのトリノに電動化モデルに特化した生産工場を整備し、本社のあるモデナでは、スーパースポーツカーの工場が稼働し、カッシーノでは新型SUV向けの新工場が建設中と積極的な展開を見せています。グラントゥーリズモも2019年に最終モデルが発売されてからのまさかの新展開は加速度が増すばかりです。
両者のパワートレイン比較
ガソリンモデルの内燃機関では、新型モデルの全国巡回展示が話題となっているクーペ「MC20」にも搭載されている3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを流用し、630psを発揮する最高出力が予想されます。また、デチューンバージョンのGTモデルの設定も併せて予想されています。
EVモデルでは、Folgoreと呼ばれるドライブトレインの初採用を始め、AWDとセットされるトリプルモーターセットアップの搭載と、アクティブトルクベクタリングを個別の出力、トルク管理により可能にしたリヤモーターが特徴です。そして700ps以上を発揮する最高出力はガソリンより強力になると期待されています。
おわりに
マセラティは電動化を進める計画の中で、電動パワートレインにも同社のガソリンエンジンが持つような、マセラティらしい音を求めることに言及していました。今回のグラントゥーリズモにおけるガソリン車は、パワーではEVに劣っていたとしてもその「音」の部分に大きな意味、意義があるのかも知れません。ワールドプレミアは、コロナ次第ですが当初の予定通りなら2021年のどこかで行われます。
両方大事だから

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