アメリカの自動車部品メーカーの「ボルグワーナー」が、日産自動車が生産している、ナバラおよびSUVに、高い耐久性を持つのパートタイム・トランスファーケースを初供給することとなった。
ボルグワーナーが日産にトランスファーケースを初供給

ボルグワーナーは、日産にトランスファーケースを初供給することとなります。ボルグワーナーは日産共に、既存のビジネスを大きく発展させることになります。今回初供給される、「トランスファーケース」は走行中でもハイとローのギア切り替えが可能です。電動モーターにより、ドライバーは異なるモード間を素早く、スムーズに、正確に切り替えることができます。
今回初共有される、トランスファーケースには、2WDハイ、4WDハイ、4WDローを含むさまざまな走行モードがあります。舗装された乾燥路面では、2WDハイモードが使用され、雪道や、オフロードなどを走行する時は、4WDハイが選択されます。
ボルグワーナーのトランスファーケースでは、ドライバーが走行中でも、2WDと4WDを切り替えることが可能となっています。このトランスファーケースは、騒音・振動などが低く抑えられています。
2WDと4WDの切り替え時間は0.7秒以下を実現

2WDと4WDの切り替え時間は0.7秒以下、ハイとローの切り替えも1秒以下。非常にスピーディーに切り替え可能です。ケースやカバーはアルミダイカスト製を採用し、軽量化を実現しました。ボルグワーナーによると、ガソリン車、ディーゼル車いずれの相性も問題ないとしています。
ボルグワーナーとはどんな会社?
ボルグワーナーは、チェーン、歯車、クラッチ等の有力な部品メーカーが、1928年 – 1929年にかけて、大合同して設立されました。
現在では、変速機に代表される動力伝達機構の開発・生産を手掛ける大手企業であり、1940年代からオートマチックトランスミッション開発に取り組んだ先駆的存在でもあります。
アメリカのミシガン州オーバーンヒルズに本社があります。2010年度の売上高は56.5億USドル、従業員は全世界で1万7400人です。ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルは「BWA」です。
インディ500では優勝者に毎年ボルグワーナーがトロフィーを贈呈しています。
ボルグワーナーの社長兼事業本部長のフォルカー・ウエング博士は次のような内容をコメントしています。「ボルグワーナーのトランスファーケース技術を日産に初供給できたのは大変名誉なことです。この分野でのコラボレーションは日産とは初めてのことであり、今後も優れた技術、高い品質や付加価値などを提供することにより、日産のビジネスに貢献していきたいと思います」。
歴史あるボルグワーナーと、日産の技術が組み合わさったことにより、更なる自動車の進化に期待の目が集まっています。
ヘッドライトの黄ばみ取りクリーナー

雨や雪道など、天候の悪い日に車を運転すると、ヘッドライトも汚れてきますよね。
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従来のクリーナーとは異なり汚れや黄ばみを落として終わりではなく、さらに汚れにくく黄ばみが戻らないようにコーティングまで施工できます。一本でコーティング効果まであると便利ですね。
まとめ
今回は、ボルグワーナー社が日産にトランスファーケースを初供給したというニュースについてまとめました。
異業種の技術がコラボして、新しい自動車製品が産まれていく課程が楽しみですね。