3月28日(現地時間)に中東バーレーンで開幕戦が行われた2021年のF1グランプリ。生放送で観た方や朝起きてネットニュースなどでチェックした方など様々ではないでしょうか。今シーズンも最大の注目は、メルセデスの連覇にストップをかけるチームが出てくるのかという点になると思いますが、その本命として挙げられるレッドブル・ホンダのエンジンパワーが遂にメルセデスを超えたのではという見方が一部でされ始めました。
予選1位、決勝2位

メルセデスは2014年から昨シーズンまでチームタイトルとしては実に7連覇、ドライバーズタイトルもハミルトンが6回(現在4連覇中)、引退したロズベルクが1回とまさに1強時代が続いています。一方、レッドブルに2019年からPU(パワーユニット)を供給しているホンダは、2015年から参戦するも他メーカーより開発のスタートが遅れたため、マクラーレン時代は優勝争いはおろか下位争いが続いていました。
ホンダにとってはラストシーズン
2018年、マクラーレンからレッドブルのセカンドチームであるトロロッソ(現在のアルファタウリ)にPU供給を行い、惜しくも表彰台には届かなかったものの、確実に性能の向上は感じられるようになりました。2019年にレッドブルにも供給を行うと、3度の優勝を始め、遂に表彰台にも上がれるようになり、そして昨シーズンはさらに競争力を高め、両チームから優勝者が出るようになりました。
しかしシーズン終盤に差し掛かる頃、突如ホンダが2021年シーズン限りでの撤退を表明。その後2022年以降も参戦継続を予定しているレッドブルへのリソースの譲渡が決まり、形を変えてホンダの技術が受け継がれることになりましたが、ホンダにとってはラストシーズンのため、2022年のレギュレーション変更を見据えて開発していたものも含めて可能な限り全てを注ぎ込む形となります。
そして迎えた開幕戦
決勝に先駆けて行われる金曜日の2回のフリー走行、そして土曜日のフリー走行と予選は、全てレッドブルのフェルスタッペンがトップタイムでした。アルファタウリのガスリーと角田もフリー走行や予選で上位につける場面もありました。そして決勝では戦略などの差から優勝はハミルトンとなってしまいましたが、性能的にはフェルスタッペンが優勝していてもおかしくない展開でした。
特に昨シーズン、メルセデスと比べると明らかに劣っていたストレートでのスピードやパワーが、大幅に改良されていることがレースで明らかとなり、メルセデスを上回っている可能性もでてきました。フォーメーションラップでレッドブルのペレスが止まってしまいましたが、原因は電気系とのことですので、ホンダエンジン自体への懸念はなさそうです。
おわりに
今回、まだ1戦を終えただけですが、どうやら期待できそうと思われている方も多いのではないでしょうか。今シーズンは最多の23戦ありますので、長い道のりですが、是非ともホンダに有終の美を飾って欲しいと願わずにはいられません。メルセデスのドライバーがここ数年同じ組み合わせの一方、レッドブルはペレスが移籍初年度ですので、マシンへの順応するタイミングが鍵となるかも知れません。
ヘッドライトはきれいに

F1の開幕戦が夕方から夜間にかけてのトワイライトレースとなったのは、今年が初めてとなりました。サーキットの照明の調整によって安全にマシンが走行していましたが、ここで思い浮かべてほしいのが愛車のヘッドライトです。黄ばみなど汚れている場合、日中は見栄えが悪くなり、夜間はライトの照度が落ちてしまうこともあります。
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