フォルクスワーゲンが生み出した、丸っこくて愛らしい、昔から大勢の方に親しまれてきた車があります。それがビートルです。
最近ですと、「名探偵コナン」の阿笠博士が愛用していることが有名でしょうか。
今回は、このビートルが意志を持ち悪に立ち向かう「新ラブバッグ/ハービー絶対絶命!」を、ビートルの歴史を交えながらご紹介致しますので、最後までご覧になって頂けると幸いです。
ビートルとは

元々は「ナチスドイツ」が国民車として構想したものでした。それを基に、フェルディナント・ポルシェらが設計し、1938年にオリジナルのモデルを完成させたのが始まりです。
量産が実際に開始されたのは1945年でした。主に「人民の車」として売り込まれていましたが、形がカブトムシに良く似ていたことから「ビートル」の愛称で広く知られることとなりました。
1950年代前半には、コンバーチブルモデルの生産も開始され、その後、1970年代後半までには、計30万台以上ものコンバーチブルモデルが生産されることとなります。
ラブ・バッグ
1968年、ディズニー映画である「ラブ・バッグ」が公開され、ビートルの知名度は更に高まりました。意志を持つ車「ハービー」が織りなすストーリーには、多くの人が魅了され、今回紹介する作品は、その第6作目にあたります。
ちなみに、翌年には「ザ・ビートルズ」がリリースしたアルバム「アビーロード」のジャケット写真にもビートルが採用されています。
1972年には、累計生産台数が1500万7034台になり、それまでトップだった「T型フォード」を抜き、世界で最も多く生産された自動車となりました。
そして、去る2019年7月、多くのファンに惜しまれつつも、ビートルの歴史に幕が下ろされることとなったのです。
あらすじ

意志を持つ車、「ハービー」はスクラップ寸前のところを主人公「ハンク」に助けられます。ハンクによって救われたことに恩を感じたハービーは、ハンクと別れた元恋人である「アレックス」との恋を、もう一度実らせてあげようと、彼に様々な協力をしてあげます。
ハンク自身は、ハービーの能力を理解出来てはいませんでしたが、彼のレーサー時代のライバル「サイモン・ムーア3世」はハービーのレースカーとしてのポテンシャルを見出してしまいます。
なんとかハービーを説得しようとしますが上手くいかず、代わりに新しい車を製作しようと考えました。
ハービーの製作者を探し出し、強引にハービーと同様の製作手順にて車を生み出させた結果、「ホレイス=ザ・ヘイト・バグ」が誕生します。しかし、ホレイスはハービーとは違い、邪悪な存在でした。
その後、ホレイスとムーアの助手は、町でハービーを見つけ出し、バラバラにしてしまいます。
ハービーを失ったハンクは、深い悲しみの底に沈んでしまいました。そんな時、話を聞きつけたハービーのかつての親友「ジム・ダグラス」が現れ、ハービーの復活に力を貸してくれます。
無事復活したハービーは、みんなの想いを載せ、ホレイスと最後のストリートレースに挑みます。果たして、ハービーは勝つことが出来るのでしょうか?
1作目と似た内容でありつつも、ハービー誕生のプロセスが明らかにされることもあり、ファンならずとも必見の一作になっています。良かったら是非一度ご覧になってみてください。
今回は、ビートルを題材とした映画のご紹介でした。ハービーとホレイスのストリートレースは手に汗握るに違いありません。
そして、レースと言えば、車の性能やドライバーの腕は勿論ですが、タイヤの性能や状態も大きく影響します。又、タイヤの性能はレースだけではなく、普段の走行においても非常に重要であり、メンテンナンスを怠ると痛い目を見てしまうケースが多いと言っても過言ではありません。
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