パディ・ロウってどんな人?悲惨な数年間とその後はどうしているのか

   
 

近年ではF1ファン離れが問題となっていますが、「F1」と「離れ」といえば皆さんは、パディ・ロウという人物をご存知でしょうか?メルセデスF1が好きな人は知っている人が多いかもしれませんが、パディ・ロウはかつてメルセデスF1チームの役職をやっていました。現在は引退しているのですが、なぜ引退してしまったのでしょうか。本記事はパディ・ロウがどんな人なのかを紹介し、現在はどうしているのかについても紹介する記事となっています。

パディ・ロウってどんな人?

パディ・ロウはイギリス人の自動車技術者であり、モータースポーツを中心に活動した人です。ケンブリッジ大学卒業後は、イギリスのF1チーム「ウィリアムズ」に加入し、アクティブサスペンション開発の責任者として活躍していました。アクティブサスペンションは、油圧とか空気圧などをエネルギー源としてサスペンションの特性を変化させることができるシステムです。つまり、カーブを曲がる時にマシンが横滑りしないように車体を安定させることができるというものです。

その後パディ・ロウは研究開発部門のトップになり、マクラーレンに移籍しました。8年後にシステム開発部門のチーフエンジニアとなり、MP4-20の研究開発していました。ちなみにこのMP4-20は、2005年シーズンのF1世界選手権に投入されたマシンでもあります。2011年にパディ・ロウはテクニカルディレクターに就任し、モータースポーツの分野で活躍していました。

2013年にはメルセデスへ移籍

そして2013年にはメルセデスへ移籍し、エグゼクティブディレクターになりました。メルセデスF1が好きな人の多くが知っているパディ・ロウはこの頃だと思います。2014年~2016年の間にメルセデスは3連覇し、世界が注目するF1チームになりました。

パディ・ロウは現在どうしてる?

数多く活躍したパディ・ロウは現在、活動を引退しています。パディ・ロウの引退発表は突然のことでしたが、周りは驚いたというよりも納得の声が多かったようです。実はパディ・ロウが引退するまでの数年間は悲惨続きで、これまでの喜ばしい活躍とは打って変わってしまいました。一体、パディ・ロウに何があったのでしょうか。

悲惨な数年間

メルセデスで3連覇を果たした1年後、契約満了ということでメルセデスから離れ、今度は以前に所属していたウィリアムズに復帰しました。しかし、移籍した後に手がけたマシン「FW41」が成功せず、2018年シーズンコンストラクターズランキングで最下位になってしまいました。翌年(2019年)には開幕前のテストまでにマシン開発が間に合わず、悲惨なスタートとなってしまいました。

F1は物事を急速に進めたがる世界でもあり、競争率が非常に厳しいです。そのため、長期間に渡って間違った方向へ進んでしまうとすぐに撤回するのは難しいのです。なのでパディ・ロウの活動状況はどんどん悪化していき、最後まで状況を回復することができなかったのでしょう。2019年の開幕前テストに遅刻してしまったことから、パディ・ロウは開幕1週間前に「休職する」と発表しましたが、3ヶ月後に「チームから離脱する」と発表しました。

ウィリアムズが引退し売却

パディ・ロウが離脱した後、チーム創業者フランク・ウィリアムズの一家がF1チームをドリルトン・キャピタルに株式が売却しました。ウィリアムズの一家はチームから去り、新オーナーは多額の投資をしてサイモン・ロバーツを代表とし現在に至ります。ウィリアムズの一家が株を売却したことについて、パディ・ロウは「嬉しかった」とコメントしており、「もっと早くこうしておくべきだった」と話していました。

まとめ

パディ・ロウはモータースポーツ業界で長年活躍し、自動車エンジニアとテクニカルディレクターにまでなった人物です。しかし、競争率が非常に厳しいF1の世界に遅れてしまったことでパディ・ロウの活動状況は悪化していき、パディ・ロウはチームを去る結果となりました。その後ウィリアムズが株を売却し、チームとして正しい決断だったので最終的には良い終わり方になったのではないでしょうか。パディ・ロウもウィリアムズも悲惨な数年間でしたが、新しい代表の下で成功することを祈っています。

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