映画やドラマ、ミュージックビデオなどで使用された場所(ロケ地)が、自分の住む都道府県や、旅行先にあれば、一度前を通ってみようかなと思ったりする事はありませんか。自分の好きな作品や俳優、ミュージシャンが出演していたらなおさらだと思います。今回はドライブしながら訪れることができるロケ地を紹介します。
大阪市からドライブスタート

大阪は大都市ながら神社仏閣に川や緑も多く、海にも面していますので、お隣の京都と同じく、日本的な作品や時代劇にもマッチする場所が数多くあります。2025年に予定されている大阪万博と前後して新しいロケ地候補が生まれるかも知れませんので、それまでに今回紹介するロケ地を訪ねてみるのも良いかも知れません。

大阪合同庁舎第3号館
天満橋にある大阪合同庁舎第3号館は規模が他の庁舎より大きいのが特長です。大阪国税局も入居していることから、2013年に堺雅人さんが主演し、セリフが流行語大賞にも輝くほど話題を呼んだ、ドラマ『半沢直樹』でも実際大阪国税局として登場しました。
第3号館も含め、周辺にある他の合同庁舎の中には、一般の方でも利用できる美味しいと評判の食堂がいくつかありますので、立ち寄ったついでに最近続編も放映されている半沢直樹になりきって利用するのも楽しいかも知れません。

大阪府庁本館
先ほどの合同庁舎の近くには、木村拓哉さん主演のヒット作品『HERO』の2007年映画版で登場した府庁舎があります。全国の都道府県庁舎の中で最も古く、内装も美しいことから歴史的にも価値が高いそうです。
また、同じく木村さん主演のドラマ『華麗なる一族』や映画『プリンセス・トヨトミ』に加え、1989年のアメリカ映画で松田優作さんの遺作となった『ブラック・レイン』でも登場しています。大阪府知事はここで仕事をされています。

南田辺本通商店街
2010年のNHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』はお好み焼きをテーマに広島県と大阪府が舞台となりました。こちらの商店街は大阪らしい何とも言えない関西の雰囲気、昭和の香りが残っています。大阪にはこういった商店街が数多くありますのでやみつきになるかも知れません。

千利休屋敷跡
大阪市と同じく区制がある堺市には、同市出身の千利休の屋敷跡があります。元々観光スポットとしても知られていましたが、2015年にリニューアル工事を行い、施設内の見学が可能となりました。簡素ながら存在感のある独特の空間になっています。
NHKの大河ドラマではいずれも千利休の屋敷としてそのまま登場しています。2009年の『天地人』2011年の『江』、2014年『軍師官兵衛』2016年の『真田丸』と2年に1回の驚異的なペースで使用された時期もありました。

まとめ
最近では、ドラマや映画などの映像作品に加え、アニメや漫画などでもファンが聖地巡礼という形で訪れる事も流行っています。今後はYou Tubeなどの動画撮影で使用された場所として人気になる事も考えられます。
そしてドライブ中にロケーション・ハンティングをしていたり、撮影中のクルーに遭遇することもあるかも知れません。どういった作品に使用されるのか、または未来の名作に使用されるロケ地になることを期待して想像を膨らます事もできますが、脇見運転は危険ですので、安全な場所に停車しましょう。
ロケ地で駐車する前に

ロケ地周辺に到着したら、車を駐車する場所を探す事になります。特にバックでの駐車時にはサイドミラーは大事です。雨天の場合にはなおさらですが、CarZoot社の「サイドミラー 撥水 ドアミラー 親水 フィルム 車 コーティング」をスプレーして良い視界を保ちましょう。ムラになりにくいように開発されたプロ仕様です。また、1度の施工で約1か月間は持続し、全部で30回程度施工できる量がありますのでおススメです。

気になるドラマを隅々まで堪能できるよ!