映画やドラマ、ミュージックビデオなどで使用された場所(ロケ地)が、自分の住む都道府県や、旅行先にあれば、一度前を通ってみようかなと思ったりする事はありませんか。自分の好きな作品や俳優、ミュージシャンが出演していたらなおさらだと思います。今回はドライブしながら訪れることができるロケ地を紹介します。
大津市からロケ地へ

滋賀県は関西、東海、北陸に近く、中央にある琵琶湖を景観に生かしながら、時代劇の撮影を始め各種ドラマや映画に幅広くロケ地の舞台になってきました。そんな滋賀県の西に位置し、京都府に近い県庁所在地の大津市を拠点にドライブで訪れたいと思います。

近江勧学館(おうみかんがくかん)
競技かるたを題材にした2016年の東宝映画『ちはやふる -下の句-』では、広瀬すずさんを主演に、主題歌もヒットし続編も制作されるなど話題となりました。近江勧学館は実際にかるたの聖地にもなっており、普段は研修センターとして社会教育事業に使用されています。
映画ではトーナメントの設定で競技会場として畳の部屋が使われています。また、近隣にある近江神社も開会式の場面で使用されており、豊かな自然と石碑など歴史も楽しむことができますので、是非立ち寄りたい場所です。

旧豊郷小学校(きゅうとよさとしょうがっこう)
歴史的建造物として知られている旧校舎は、2016年開始のNHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』で、主演の芳根京子さんが通う女学校として撮影されました。ただ、それ以前に保存活動やアニメ『けいおん』でも登場していましたので、そちらの印象が強い方も多いかも知れません。
また、単発のドラマや映画などでも数多く登場し、最近では2017年の映画『君の膵臓を食べたい』でも旧校舎が使用されました。このように数多くの作品に使用されている事から、母校ではなくても人々の心に共通して懐かしさを感じる雰囲気を感じる方も多いでしょう。

八幡堀(はちまんぼり)
八幡堀のある近江八幡市八幡は、重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、江戸の城下町の雰囲気をお堀と周辺の旧家などと合わせ、体感する事ができます。車は一旦駐車して、遊覧船で水郷めぐりもおススメです。
2012年の映画『るろうに剣心』でも使用され、他にも江戸時代を舞台とした時代劇を中心に、数多くの作品のロケ地として使用されています。特に朝の連続テレビ小説や大河ドラマでは数多く確認することができます。

まとめ
今回紹介した3か所のロケ地は共通して、漫画やアニメが原作の作品にも使用されていたことから、歴史を感じさせる場所ながら学生など若い層にも親しみやすい場所ではないかという印象を受けました。同時に年配の方にも景観を含め満足することできるスポットであると言えます。他にも比叡山や彦根城、もちろん琵琶湖自体も様々な作品の舞台になっています。
最近では、ドラマや映画などの映像作品に加え、アニメや漫画などでもファンが聖地巡礼という形で訪れる事も流行っています。今後はYou Tubeなどの動画撮影で使用された場所として人気になる事も考えられます。
そしてドライブ中にロケーション・ハンティング中をしていたり、撮影中のクルーに遭遇することもあるかも知れません。どういった作品に使用されるのか、または未来の名作に使用されるロケ地になることを期待して想像を膨らます事もできますが、脇見運転は危険ですので、安全な場所に停車しましょう。
ロケ地での駐車に

ロケ地周辺に到着したら、車を駐車する場所を探す事になります。特にバックでの駐車時にはサイドミラーは大事です。雨天の場合にはなおさらですが、CarZoot社の「サイドミラー 撥水 ドアミラー 親水 フィルム 車 コーティング」をスプレーして良い視界を保ちましょう。ムラになりにくいように開発されたプロ仕様です。

愛車でロケ地巡りもおすすめだよ!