先日、2月13日に福島県沖で発生した地震によって様々な影響がでています。
トヨタ自動車は、多くの工場と生産ラインで影響が出ており、出荷が大きく遅れるという状況になっています。
この出荷の遅れはもちろん今回の地震によるものですが、ここまで大きく影響が出るのは、トヨタ自動車の有名な「トヨタ生産方式」が影響していると言われています。
『トヨタ生産方式って何?』『なぜ、それで出荷に大きく影響するの?』
そんな声にお応えすべく、この記事では今回のニュースの状況に触れつつ、「トヨタ生産方式」について解説します。
トヨタ、9工場14ラインで稼働停止
トヨタ自動車は、13日に福島県沖で発生した地震により部品供給に影響が出ていることから、国内完成車工場の一部で17日から稼働調整を行うと発表した。国内15工場28ラインのうち9工場14ラインで稼働停止を計画している。
停止の日程は生産ラインによって異なるが、17日から20日までの最大4日間を予定している。
生産を見合わせるのは一部の部品メーカーが地震で被災したためだと話した。来週以降の稼働については今後検討する予定で、減産規模は不明としている。
【続報】8工場12ラインの停止期間延長
トヨタ自動車は19日、福島県沖地震に伴う部品の調達不足で稼働を止めたグループ会社を含む国内完成車工場のうち、大半に当たる8工場12ラインの停止期間を延長すると発表した。最長23日までで、その後に操業を再開するかは状況を見て判断する。一連の稼働停止に伴う減産規模は約3万台となる。
同社は16日、国内9工場14ラインを17日から20日にかけて最長4日間止める方針を公表していたが、部品の調達難が解消せず、週明けまで影響が及んだ形だ。
トヨタ生産方式とは?なぜ地震の影響が大きい?
先ほど、今回の生産停止にはトヨタ生産方式が大きく影響しているとお話ししました。ここではその理由について解説していきます。
トヨタ生産方式とは?
トヨタ生産方式は、異常が発生したら機械がただちに停止して、不良品を造らないという「自働化」と、各工程が必要なものだけを、流れるように停滞なく生産する考え方「ジャスト・イン・タイム」の2つの考え方を柱として確立されました。
「自働化」と「ジャスト・イン・タイム」の基本思想によりトヨタ生産方式は、1台ずつお客様の要望に合ったクルマを、「確かな品質」で手際よく「タイムリー」に造ることができるのです。
無駄な在庫を持たないため、生産停止が早い
つまり、トヨタ生産方式は「必要なものを必要なだけ作る」という方式のため、作業効率を向上することと業務の無駄を省くことができる反面、今回のような災害時などは、部品の在庫を多く持たないため、すぐに生産がストップしてしまうリスクもあるというわけです。
当然、今回の地震はいたしかたない自然災害ですが、その背景にはトヨタの世界的にも有名な生産方式が関係しているのです。
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