トヨタは、注目を浴びる画期的な車を販売することがあります。そんなトヨタの車の代表といえば「トヨタセラ」です。珍しい車なので、気になる方も多いでしょう。トヨタセラについて詳しくご紹介しますので、参考にしてみてください。
トヨタ セラとは
トヨタ セラは、トヨタが1990年に発売しました。
当時トヨタが発売していたのは、サノサスという２ドアクーペでした。サイズは1,300～1,500ccくらいです。
そこから派生し、トヨタセラは３ドアクーペとなっています。さらに、バタフライドアが左右についているのが特徴です。上方に開くのが、バタフライドアです。左右のドアを開くと、バタフライのようになるので、バタフライドアといわれています。
トヨタ セラのエクステリアの最大の特徴が、バタフライドアです。
トヨタセラのエクステリア・インテリアは？
トヨタセラは、ガラス部分が大きくなっています。そのため、車内は外側から見えてしまいます。
ドア全体を開くと、非常に目立ちますが、ガラス部分以外は、他の3ドアハッチバッククーペと変わりません。目立った装飾はほとんどないのです。ドアの開閉がしやすいよう、グリップやくぼみはあります。
また、ガラス部分が広いため、冬は熱が逃げやすいのがデメリットです。エアコンの性能はその分高くなっています。また、夏は紫外線が気になるという女性が多いです。
トヨタセラの性能は？
トヨタセラの性能は、通常の実用エンジンと同程度です。
エンジン：1.5L 直4DOHCの5E-FHE
高出力型ハイメカツインカム
最高出力：110ps
ハンドリングは、横転防止のため、リアのロールセンターが高まっています。
トヨタセラの燃費・維持費は？
トヨタセラの燃費
・AT車
10･15モードカタログ燃費
カタログ燃費：12.0km/L
実燃費：10.16km/L
・5MT車
カタログ燃費：14.6km/L
実燃費：8.51km/L
カタログ燃費ではMT車が高いですが、実燃費はAT車が高くなっています。
この違いは、ドライバーの運転技術によると考えられます。トヨタセラのAT車を利用する人は、ドライブ程度に楽しむケースが多いですが、MT車を利用する人は、スポーツカーを使用する人が多いのです。
トヨタセラの中古相場
トヨタセラの製造は、1990年から4年間程度でした。さらに、それほど実用性が高かったわけではないので、それほど多くは販売されていません。しかし、珍車として、中古市場ではレア車扱いとなっています。現在は、数台しか販売されていないので、価格が高いのではと考える方も多いですが、価格は67.8～88万円程度です。
それほど大きな価値があるとは捉えられていないでしょう。
実用車の部品で修理したり、ターボ化したりすることができるので、使用は可能です。実用性よりも珍しさを重視したいという方におすすめです。
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トヨタの車の代表である「トヨタセラ」について知ると面白いでしょう。
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