「テスラ」という、自動車メーカーをご存じですか?
そう、イーロン・マスク氏がCEOを務める世界的な自動車メーカーです。イーロン・マスク氏と言えば、先日2021年1月初旬に、AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏を抜いて世界一の大富豪に躍り出ました。
その時の資産が、なんと19兆5000億円も超えたというニュースは、みなさんの記憶にも新しいかと思います。
そんなテスラですが、電気自動車である「テスラ Model S」の改良を先日行ったとのことですので、早速見ていきましょう。
テスラ Model Sとは

テスラ社は、主に電気自動車を取り扱っている自動車メーカーです。又、自動車だけではなく、ソーラーシティ社を買収後、太陽光発電事業にも手を伸ばしてます。
ラインナップ
自動車のラインナップとしては、オープンモデルである「ロードスター」、SUVモデルの「Model X」、廉価版である「Model 3」「Model Y」があり、2021年の発売を目指すピックアップトラックがあります。
今回ご紹介するModel Sは、テスラを代表する車であり、ハイパフォーマンスカーになります。Model Sにも2種類存在し、航続距離重視の「ロングレンジ」、ハイパフォーマンス重視の「Plaid」が選べます。
改良点

さて、ではどんな点が改良されたのでしょうか?
内外装
今回は、内外装を変更しました。その中でも、一番の改良点となったのは、Model Sの特徴である、縦長の大型センターディスプレイが、横長になったことです。パソコン画面やテレビも横長が多い為、エンタメ向きの仕様になったと言えます。
又、肘掛け部分にも後部座席から見やすいようなモニターが搭載されてます。このモニターは、ワイヤレスコントローラーを繋げることが可能であり、ゲーム等にも対応することで、後部座席のゲストを飽きさせません。
ステアリングホイールにも変更があり、改良後はほぼ四角形になりました。よくレーシングカーにも採用されており、円型のステアリングよりも手のグリップ力が増す形状です。ステアリングシフトなど、運転に邪魔なものは全て排除し、シンプルにすることで、より運転に集中することが出来ます。
これにより、片手によるステアリングの取り回しは難しく感じるでしょう。ですが、テスラほどの高性能車であれば、しっかりと両手を持つシーンがほとんどであり、グリップ力が増すメリットのほうが重要であると言えます。
動力性能
Plaidは、パフォーマンス重視のグレードです。こちらはModel S従来の2モーター方式ではなく、3モーターを採用することで1020馬力ものパワーを絞り出します。加えて、4輪駆動のAWDに変更し、強大なパワーに負けない工夫がなされています。
性能面としては、0-100km/hまでの到達時間がおよそ2.1秒。それでいて航続可能距離が628km(推定)となり、まさに次世代のスーパーカーと言っても過言ではありません。
航続距離重視のロングレンジにおいても、2モーター方式であるものの、0-100km/hが3.2秒。航続可能距離が663km(推定)というスペックを誇っており、こちらも十分以上の性能を有してます。正に、テスラを代表する車とであると言えます。
充電機能
電気自動車である以上、なんかしらの形で充電することは避けられません。そこで、テスラでは、世界中に設置してある20,000以上もの充電施設に対応してます。充電時間も、15分の充電で最大322km走行することが可能であり、旅先であっても不自由を感じることはほぼありません。
ルート探索機能も非常に優秀です。タッチスクリーンにて目的地を設定することで、ルートの距離を自動で算出し、道中に存在する充電施設の表示もされます。これにより、例え初めての場所であっても、快適な旅が約束されることでしょう。
今回は、改良が行われたテスラ Model Sについてご紹介しました。政府が推し進める脱ガソリン車に向けて、今後益々電動化が進む事情もありますので、是非一度、検討してみてはいかがでしょうか?