タイヤの盗難といえば、以前であれば高級車が被害に遭うことが多かったものでした。しかし近年、乗用車もタイヤの盗難に遭うことがあります。愛車のタイヤを盗難から守るにはどうすればよいでしょうか。この記事では、タイヤの盗難を防ぐための方法を紹介します。
日本でのタイヤ盗難の被害

タイヤの盗難は転売目的
タイヤの盗難は、なにも盗んで自分の車に設置するためではなく、主に転売を目的としたものです。タイヤや他のパーツ類は、所有している人が登録されていません。そのため、盗品のタイヤやパーツを所有者であると騙って、販売することができるのです。
また、近年では、オークションサイトへの出品や、第三者を経由して販売するなど、盗品を転売する方法が増えていることも乗用車が狙われる要因です。

タイヤが盗まれやすい状況とは
盗難被害が起こりやすい場所は、防犯カメラの死角になりやすい屋外の駐車場や自宅の外で駐車している場合が多いです。盗難されやすい時間帯は、日中よりも深夜や早朝です。大雨や大雪など、人が外出を控えるような天気の日にもタイヤの盗難は多くなる傾向にあります。
盗難防止アイテムと心掛けるべきこと
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盗難防止アイテム3点と対策
タイヤロック
輪っか状の器具をタイヤに装着し、タイヤを丸ごとロックさせる盗難防止アイテムです。解除されにくい鍵であったり、特殊合金など破壊されにくい素材の物を選びましょう。
また、一目でタイヤロックがついているとわかりやすい、目立つ色のものを使用することで泥棒からターゲットにされにくくなります。
ホイールロック
「ロックナット」と言われる、通常のレンチなどでは外せない形状のナットを使用することで、盗難を防止するアイテムです。
さまざまな種類のものがありますが、なかでも個体ごとに異なるパターンを持つため、専用の工具がないとホイールを外すことができないタイプであれば、防止効果はより高まるでしょう。
人感センサーライト・防犯カメラ
盗難に遭いやすい夜間などに、人の接近を感知して自動で点灯するセンサーライトや、暗い状態でも録画可能な防犯カメラなどを設置しておくと、ターゲットを探している泥棒にプレッシャーを与えられるので、盗難の抑止になります。
また、センサーライトは夜間の駐車の際に車両後方を見やすくしてくれるのでおすすめです。
その他の盗難対策
盗難防止アイテムの活用の他に、タイヤを取外しにくくするように心掛けることで、被害に遭いにくくさせることが可能です。
その対策は、
- 駐車する際は、車の左右どちらかを壁に寄せて、タイヤを取外す作業スペースを作らない
- タイヤを外しにくくするようにハンドルを左右どちらかに切った状態で駐車する
- 屋外で保管しておく場合にはチェーンを巻いておく
最後の対策は、スタッドレスタイヤなど、オフシーズンに屋外で保管しておくタイヤも盗難被害のターゲットになりやすいです。重いものなのでそう簡単に運べないだろうと油断せずに、タイヤラックなどに収納し、さらにラックとタイヤをチェーンで繋ぎ、南京錠で留めておくと、屋外での保管も安心です。
盗難に遭ってしまったら
盗難防止策を愛車に施しても絶対に盗難に遭わないとは言えません。タイヤやホイールの盗難は車両保険の適用対象とされます。車両保険で支払われるのは、タイヤやホイールの購入費用です。盗難防止を考えるのに合わせて、自身の車両保険の内容も確認しておくと安心でしょう。
盗難対策で安心して保管したら・・・
盗難への対策が十分にできたら、タイヤ泥棒からターゲットにされる可能性は小さくなるでしょう。安心して保管することができるようになったら、駐車している時の見栄えにも気を配りましょう。洗車に合わせ、ホイールもキレイにして置くことで、愛車への愛着はさらに高くなることでしょう。
Carzootのダストバリアプレミアムは、カーディーラーなどプロも使用する日本製のホイールコーティング剤です。耐熱性にも優れたガラス被膜を形成することでホイールの耐久性を高めてくれます。
また、スポンジやマイクロファイバータオルなどが付属されているため、これ一つで最後まで作業することができます。

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