今回は国産スポーツカーで有名なゼロスポーツのオススメ車種について紹介します!
ゼロスポーツとは

株式会社ゼロスポーツとは、岐阜県各務原市に本社がある自動車メーカーです。
現在は3事業部体制で事業を行っています。
小売事業の「ゼロマックス」、スバル(富士重工業)車種をメインとした総合パーツメーカーとして「ゼロスポーツ」、ゴルフ場のカートのリニューアル(通称:エコカート)を目的とした「リニューアルゴルフカート」の計3事業で構成されています。
スバルのパーツをメインに販売している
「ゼロスポーツ」設立以降、自動車部品のオリジナルブランドを展開し製品総数582品目、内180品目はスバル用品品番を取得しました。
東京オートサロンのブランド別人気ランキングで、5年連続上位を獲得しています。
パーツメーカーとしてのノウハウを蓄積し、難しいとされる車両開発に次々と着手し、2000年に既存のレーシングカーを改造して製作した電気自動車が、富士スピードウェイにて276.6km/h(未公認)を記録し、注目されました。
2009年から郵便局の集配車の納入開始
2009年、郵便事業会社との間で電気自動車化した郵便集配車両を納入する契約を締結し、スバル・サンバーを種車にした車両を納入し、その後全国主要都市に導入されています。
電気自動車の開発も行っていた
先述の通り、ゼロスポーツはEV車の開発も行っていました。
元々はゴルフカートの開発から電気自動車の可能性も探り、実際に郵便局の集配車の納入の際には集配車のEV化を見据えていました。
しかし課題は山積しており、特に電池の部分での課題が大きかったようです。
EVにとっての最大のネックである電池について、その詳細が不明瞭でした。
当初は、伊藤忠商事が実質的な経営に関わっている米国「エナデル」社製のリチウムイオン二次電池を搭載する予定でしたが、その話も頓挫。
結果的には
安全性や耐久性など、どこまで保証出来るのか?
ゼロスポーツが作れるのか?
国はいったい、何を考えているんだ?
という声が相次ぎ、最終的には自己破産しました。
現在へ
現在は以前とは別法人がゼロスポーツのブランドも使用し、運営しています。
主にスバルのパーツ製造がメインの事業で、スバルの改造車の販売も行っているようです。
ゼロスポーツのおすすめな車種

ゼロスポーツ ゼロEVエレクシードRS
価格
1,980,000〜
スペック
全長2480mm×全幅1295mm×全高970mm
ホイールベース:1600mm
車重(車検証記載値):430kg(F:ー+R:ー)
モーター:直流直巻
制御方式:MOS-FETチョッパーPWM方式
ーps(0.59kW)/ーrpm、ーkgm (ーNm)/ーrpm
主電池:シール型鉛電池・60Ah. 12V×6個=72V
充電電源:AC100V
標準充電時間:8時間
駆動方式:後輪駆動(RR)
タイヤ:145/70R12(YOKOHAMA DNA ECOS)
特徴
とにかく全高が低いのが一番の特徴です。
さらにスポーツカーでありながら、電気自動車でもあります。
その為、乗った人の感想としては
「チョロQみたい!」
「車じゃなくてカートみたい」
といった感想を持った人が多いようです。
性能よりもロマンに溢れた車種とも言えますが、きちんと実用性もあります。
まずカートみたいという感想の通りですが、電気自動車ならではの加速の良さがあります。
電気自動車のスポーツカーに多いのですが、加速が良く、十分ガソリン車やハイブリット車にひけを取りません。
もう一つの実用性としてはコンセントがあればどこでも充電ができるという点です。
スペックのところでも書いてますが、充電はなんとAC100V。
これは家庭用コンセントでも充電ができるということです。
電気自動車というと電気自動車専用の大きなコンセントのようなもので充電をするイメージですが、ゼロスポーツの電気自動車は家庭用コンセントで充電できるというのが最大のポイントだと感じます。
その為、実用性よりもロマンを追い求めたい、電気自動車ファンにはなんともたまらない車種です。
気をつけたいのが安全性

そんなロマンに溢れたゼロスポーツの電気自動車ですが、とは言え車なので安全性は気になるところ。
特に全高が低い車なので、昼間ならまだしも夜間を走るのはちょっと怖い・・・となってしまいます。
そこでオススメしたいのがcarzootのヘッドライト専用コーティングキット
このキットは安価でプロ仕様で素人でも簡単にヘッドライトのコーティングができます。
その為ゼロスポーツのように車種のスペックに依存して安全性が低くなってしまう場合には特にヘッドライトのケアを怠らず、常に明るいヘッドライトで夜間も安全に運転をしましょう。