愛車を雨や風、あるいは落ち葉などから守ってくれる働きをするカーポート。そんなカーポートですが、台風などの天災が発生した際には破損事故なども多い場所となっています。特に屋根に関しては、今では少なくなっているものの塩化ビニールなどの耐久性に難のある素材が使用されているケースも多く、「大雨や台風が来るたびに心配でたまらない」という方も少なくないでしょう。
そんな方にオススメしたいのがカーポートのメンテナンス。普段からこまめなメンテナンスをしてあげることで、カーポートの耐久性向上へとつながるのです。そこでこの記事では、カーポートの自宅で可能なメンテナンス方法をご紹介いたします。カーポートは正しいケアを行うことで、20年ほどもつ場合も。こまめなメンテナンスが、まわりまわって逆に手間と出費を抑えてくれることとなるでしょう。
カーポートの耐久性は?どれくらいもつの?

一般的に、カーポートの耐久年数は10年~15年ほどと言われています。中でも損傷しやすい箇所として屋根部分が挙げられ、塩化ビニルやアクリルといった耐久性の低い素材の場合では10年ほど、ポリカーボネートなど耐久性に優れた素材では20年ほどが買い替えの目安となります。
カーポートの寿命を左右する一番の要因は、やはり天候。大雨や積雪は屋根に大きな負荷を与えてしまいますし、強風によってカーポート全体が揺れてしまえば、柱の耐久性を減少させてしまいます。また海に面した土地では、潮風による塩害も考慮する必要があるでしょう。その他、都市部では排ガスも劣化を呼び起こす危険性があります。
もしもあなたのお住まいが雪や雨などの多い土地であるなら、スタイリッシュでオシャレな一方で耐久性で劣るフラットスタイルの屋根ではなく、丸みがあり雨や雪に強いラウンドスタイルの屋根を選択するなどの工夫が必要となるでしょう。

セルフで出来るカーポートのメンテナンス方法を紹介!

ここからは、自宅で可能なカーポートのセルフメンテナンス方法をご紹介いたします。
屋根のメンテナンス方法
まず最初に知っていただきたい注意点といたしまして、カーポートの屋根は多くの場合、人間が乗れるほどの耐久性を備えていません。メンテナンスは屋根に直接乗るのではなく脚立などを用いて行い、もしもそれで対応できないようであれば、無理せずに業者を頼りましょう。
カーポートの屋根の上には日々積み重なった雨水や泥、木の葉や木の枝などの汚れが存在します。1つ1つは些細なものでも、何か月、何年と積み重なればバカに出来ない重量となり、屋根と柱に負荷を与える要因となってしまいます。それらを取り除いてあげるだけでも立派なメンテナンスとなるのです。
お掃除の方法としては、まず水で濡らした雑巾やスポンジを用意し、水拭きを行います。そしてザっと汚れを落としたあと、最後に乾拭きをして完了です。泥や鳥の糞などがこびりついている場合は、中性洗剤を使用すると良いでしょう。酸性やアルカリ性は金属部分を劣化させてしまうリスクが存在します。
雨樋のメンテナンス方法
雨や汚れを地面へと逃がす役割を果たす雨樋を掃除することも、カーポートの耐久年数の向上へと繋がります。雨樋のパイプ部分は取り外しが可能になっている場合がほとんどですので、いったんパイプを取り外し、中の泥や木の葉を取り除きましょう。取り外しの際に中に詰まった汚れがあふれ出してしまうことがありますので、周囲の物をどけておく、汚れても構わない服装に着替えるなどの用意をしておきましょう。
オススメのカー用品を紹介!
いかがでしょうか?慣れないうちは手間に感じるかとは思いますが、特にこれといった特別な道具なども必要としないため、気軽にチャレンジすることが可能です。
それでは最後に、クルマを美しく保つためにオススメのカー用品をご紹介いたします。
CarZoot「レインカットプレミアム」

今回オススメする商品はCarZoot社製の窓ガラスコーティング剤「レインカットプレミアム」。CarZootはプチプラながら実際にカーショップの現場でも使用されるプロクオリティの商品ばかり。中でもこちらのレインカットプレミアムは、一度の施工で効果が1年間持続する本格的なフッ素コーティング剤となっています。
中にはコーティング剤だけでなく、下準備に必要な油膜除去剤、スポンジにタオル、更には写真付きの詳細なマニュアルも完備されています。このキット以外には何も用意する必要がなく、セルフメンテナンスが不慣れな方でも安心の商品です。

ついでに車もメンテナンスしておこう!