シーケンシャルミッションの構造とそのメリット・デメリットとは?

   
 

シーケンシャルミッションはクラッチペダルを踏まずに変速することが可能です。そしてシフトチェンジの速度も、人間がクラッチペダルを踏んで変速するより格段に早いのが特徴です。

そこでこの記事ではシーケンシャルミッションの仕組みや構造、そのメリットとデメリットについて解説しています。現在レースの世界では常識となっているトランスミッションですから、きちんとチェックしておきましょう。

シーケンシャルミッションとは?

 

シーケンシャルミッションとはギアを1速ずつ変速するトランスミッションのことを指します。シーケンシャルとは「継続的な」という意味ですから、その言葉通り順番にギアを上げたり落としたりします。

変速操作が1速ずつに固定されるため、シフトミスが起こらないので、モータースポーツでは広く採用されています。

シーケンシャルミッションの仕組み

通常のマニュアル・トランスミッション車では、シフトレバーはH型ミッションが採用されています。そのため1速→2速→3速と順番を守る必要はなく、1速で伸ばしてから3速に入れるといった使い方も可能です。

シーケンシャルミッションには、このような芸当はできません。これはシフトゲートが1列に並んでいるためで、3速から1速に落とすにしても順番に下げなければなりません。

しかしシーケンシャルミッションにはクラッチペダルはありません。一般に高出力の車になるほど、クラッチペダルは重くなりますから、その労役から開放されるというわけです。

シーケンシャルミッションの構造と誤解

シーケンシャルミッションはセミオートマチックトランスミッションに分類されます。AMT(Automated Manual Transmission)や、DCT (Dual Clutch Transmission) と組み合わされます。

どちらも電子制御の油圧アクチュエーターが搭載されており、スムーズに変速することが可能となっています。1速ずつの変速ではあってもスポーティーに走らせることができるので、スポーツカーに採用例が多いと言えます。

またよく誤解されますが、CVT(Continuously Variable Transmission)で6速に変速できるものもありますが、CVTは無段変速機なのでシーケンシャルミッションではありません。

またポルシェの初期のティプトロマチックも、トルクコンバーターによる変速なので、シーケンシャルミッションには入りません。1速ずつ変速させるという操作が同じなので、多くの人が誤解しているようです。

シーケンシャルミッションのメリットとデメリット

シーケンシャルミッションにもメリットとデメリットがあります。それぞれ見ていくことにしましょう。

■シーケンシャルミッションのメリット

・シフトミスが起きない

従来のマニュアル・トランスミッション車では5速から3速に落とすところを、2速に落としてしまいエンジンを過回転させることもありました。しかしシーケンシャルミッションは1速ずつ変速するのでシフトミスは起きません。

・オートマ限定免許でも運転できる

シーケンシャルミッションにはクラッチペダルはありません。ですからオートマ限定免許でも運転できます。トルクコンバーターやCVTといったオートマチック車と比較すると、シーケンシャルミッション車は、はるかにキビキビ走らせることができます。

■シーケンシャルミッションのデメリット

・構造が複雑なので故障すると厄介

シーケンシャルミッションは、トルクコンバーターやCVTと比較すると構造が複雑なので、故障すると修理が大変です。実際にフェラーリの初期のF1マチック搭載車では、故障によってはフェラーリ本社でも修理不可能という事例がありました。

・他のオートマチック・トランスミッションよりも高価

複雑な構造は価格にも反映されます。再びフェラーリを例に取れば、これも初期のF1マチックの話ですが、マニュアル・トランスミッション車と比較すると100万円も高価でした。

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