去る2月26日にClipLine株式会社が、中古車販売を手掛ける株式会社IDOM(ガリバー)において、1.5倍の売り上げを伸ばしたということを自社のセミナーで公開しました。
今回は、この内容について解説をしていくことにします。
ガリバー1.5倍の売り上げ増の秘策とは
ClipLine社がこの話題を公開したのは、動画・クラウドで多店舗ビジネスの課題を解決するための「ClipLine」のセミナーを開催した中で話でした。
現在、コロナ禍拡大の中において、オンライン会議や社員研修を実施する企業が増えてきました。
その中で中古車販売のガリバーを手掛けるIDOM社が、新人研修でClipLineでのオンライン研修を採用しているのです。
その結果、ClipLine導入店は、導入していない店舗と比べて1.5倍も業績が伸びていました。
サービス品質のばらつきをオンラインで均一化
企業の中でサービス品質にばらつきがある場合、その理由はトップダウンの命令伝達が現場まで行き届いていないことが大半です。
流通店舗においてもこのことは、指示命令が経営トップからエリアの責任者~スーパーバイザー~現場スタッフまで伝わる途中で、拠点の責任者に情報が集中してしまい、情報が中間責任者レベルの管理や能力に依存してしまうのです。
この問題解決のためには、現場スタッフまで含めた能力向上のための研修が必要となり、コロナ禍において、オンラインによる研修の必要性が高まっているのです。
ClipLineとは?
そこでIDOM社が導入したのが、ClipLine(クリップライン)です。
特に多店舗展開をしているチェーン形態のサービス業では、パート・アルバイトは大きな戦力となってくるですが、人材不足が大きな課題となっています。
その中で、動画マニュアルを使った従業員教育の新しいシステムで従業員教育や離職率の低下を実現しているのが、ClipLineなのです。
ClipLineの特徴
ClipLineはクラウド上にあり、現場スタッフや本部間で双方向のやりとりが可能です。
そのために現場スタッフが店舗でタブレット端末にログインして、トップページのクリップ(動画マニュアル)やToDoなどのサイドメニューをタップしながら、動画マニュアル一覧が表示され、その中から「ToDo」でスタッフに必要な動画を視聴するのです。
これによって、苦手な作業の動作を繰り返し見ることもでき、自分の動作をタブレットで自撮りして、その映像を投稿して、手本映像と比べながら改善していくことに活用が可能です。
株式会社IDOM
今回、コロナ禍にもかかわらず1.5倍もの業績を伸ばした株式会社IDOMは、1994年4月に福島県郡山市において、車買取専門店「東京マイカー販売株式会社」として設立されました。
同年10月には部門を法人化して。1998年に画像による車販売システム「ドルフィネットシステム」の運用を開始したことで注目を集めたのです。
そして、2016年7月照合の「株式会社ガリバーインターナショナル」から「株式会社IDOM」へ社名変更して、現在では中古車販売と買取事業を全国約500店舗で展開しています。
提案スキルを伸ばすためのClipLine
その中で中古車業界ではニーズ把握と提案力が重要になってくるのですが、顧客に対して要望にマッチした車を提案だけでなく、相手のライフスタイルや嗜好を引き出してベストな提案が重要になってきます。
そのためには接客スキルを上げることが重要ですが、接客対応が苦手な社員も多いために、ClipLineを活用して商談ロールプレイングを実施したのです。
実際にはお手本動画を見ながら、新人が商談の練習を撮影。
オンライン上で駄目な点を見た先輩がメッセージを投稿してリアルな経験に基づくアドバイスが受けられるのです。
これらはClipLineの特徴でもあり、上司・先輩が新卒社員を対面指導する代わりにリアルタイムによる動画で指導しつつ、いつでも学習可能な動画配信とレビューできる付加機能を細田厳に活用して、その効果が表れていったのです。
現在、在宅ワークやオンライン会議などが増えているビジネス業界の中で、このような事例は、車業界だけでなく、幅広い業界で求められる動きと言ってもいいでしょう。
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