近年のDIYブームで、家中の家具や道具を自作する人が増えています。
そんな中、愛車を守るためのカーポートも、DIYでと考える人も少なくありません。
自分で作ればメーカーに依頼するより費用を安くおさえられます。
とは言っても初めてとなると、何から手を付けてどうやって作ったらいいのか分かりません。
この記事を読めば、カーポートをDIYで製作する場合の手順が分かります。
今回は、フレームを単管パイプ、屋根はポリカーボネート素材で作る方法を動画を取り入れてご紹介します。
あなたの初めてのカーポート作りにお役に立てれば幸いです。
カーポートをDIYする方法

カーポートをDIYする方法を、土台編、フレーム編、屋根編に分けてご紹介します。
まずは基礎から見ていきましょう。

土台となる部分の作成
カーポートを設置する場所がコンクリートであれば、そのまま製作に入れますが、設置場所が砂利や土の場合はまず、土台作りが必要です。
この様な方法で、単管パイプを立てていきます。
土台がすでにコンクリートの場合は、固定ベースとアンカーボルトという金具を使って単管パイプを固定します。
そのやり方はこちら。
このやり方の場合、電動ドリルと穴にはいりこんだコンクリートのかすをかき出す、スポイトも用意しましょう。
土台が出来たら、単管パイプでフレーム部分を組み立てていきます。
単管パイプでフレームを作る
単管パイプは扱ったことが無い方も多いと思います。こちらの基本的な使い方をマスターしてから、カーポートの製作に入ると作業がスムーズにできます。
外観を美しく仕上げたい方は、パイプや後で登場する垂木(たるき)に、塗装を施しておきます。
それぞれ、専用のペイント剤があるので、ホームセンターでよく調べて専用の塗料を用意しておきましょう。
カーポートのフレームとなる単管パイプの組み立て工程はこちらを参照ください。
素人が1人で組み立てるのはなかなか難しく危険も伴います。こちらの動画でも、素人だと男性でも3人がかりでやっとできた、という感じです。
パイプを屋根の高さまで持ち上げるのも1人では大変です。
できれば2~3人で作業するのが良いでしょう。
気になる方は、単管パイプの先端にキャップを取りつけて雨水の侵入を防ぎます。
フレーム部分が出来たら次は、屋根です。
垂木とポリカーボネートの波板で屋根を作る
屋根のサポートの役目を果たす垂木(たるき)を、垂木クランプを使って単管パイプに取り付けていきます。
屋根部分となるポリカーボネート素材はそのまま単管パイプに取り付けると、波板がたわんだりグラついたりする恐れがあります。
垂木は、それを防ぐためのサポートとして取り付けが必要です。
垂木(たるき)が付いたらいよいよ、屋根を取りつけていきます。
屋根はポリカーボネート素材の波板を使います。軽くて丈夫、加工がしやすいので素人にも扱いやすい素材です。
このポリカーボネート素材の波板には、さまざまな種類があります。
材質はざらざらしているものやツルツルのもの、色もガラスの様に透明なものやすりガラスのように曇っているもの、黒っぽいものなど。
遮光性や耐熱性も材質によって変わるので、お住まいの環境や、ライフスタイルに合った素材を選びましょう。
波板が付いたら完成です!
まとめ

カーポートをDIYで製作する方法を、動画を交えながらご紹介しました。
今回は柱などフレーム部分を単管パイプ、屋根はポリカーボネート素材の波板を使った、DIYになれていない素人でもなるべく作りやすい方法です。
この記事を参考に、あなたのお気に入りのカーポートをぜひ、作ってくださいね。
