皆さんは岡山県に対してどのような印象をお持ちでしょうか?
岡山県といえば、昔話「桃太郎」の舞台であり、それにまつわる地名や旧跡等が数多く残っています。
また、岡山県は国産ジーンズ発祥の地でジーンズ生産量日本一を誇ります。
そんな岡山県の1月に起きた車関係の事故、事件をご紹介していきます。
交通事故の発生件数と特徴

まず初めに事故の発生件数と特徴についてご紹介します。
・事故の発生件数
年 | 発生件数 | 死亡者数 |
昨年 | 4840件 | 62人 |
一昨年 | 5315件 | 75人 |
一昨年よりも昨年の方が発生件数、死亡者数ともに減少しています。
これは全国的に言えることなのですが、シートベルトの着用率が急増
したことが要因の一つにあります。
・交通事故の特徴
岡山県の交通事故の死亡率は全国ワースト1位であり、要因としては地元独自のルールが根付いてしまっていることにあります。それは、「右左折時のウィンカーを直前にしか出さない」というものです。
それでも、岡山警察を中心とした様々な取り組みが実を結び、昨年の死者数は62人と過去最も少ない人数でありました。
交通事故が起きた場所として単路が60%と一番多く、次に交差点とその付近が35%となりました。
そして、交通事故の種類としては車両単独が40%と一番高く、次に多いのが横断中の人対車両による事故が17%となりました。
また、死亡者の中でも、シートベルトをしていれば助かったであろう人の割合が9割を占めており、よりシートベルトの重要性について考えさせられる数値となりました。
1月の交通事故、事件

ここからは1月に起こった車関係の交通事故、事件についてご紹介します。
・前方不注意による死亡事故
25日の午後7時頃、岡山市の市道にて横断歩道の近くを横断中の高齢の男性が常用車にはねられてしまう事故が起きました。
亡くなったのは近くに住む73歳男性で乗用車を運転していた専門学校生の19歳少年を逮捕しました。
事故の解説と対策
今回の事故は横断歩道を渡っていた男性に前方不注意であったため気づかずにはねてしまう事故でした。
今回の事故のポイントとして、免許持ち運転をしている者は誰でも一歩間違えれば犯罪者になってしまうという点です。
未成年でもすごくおしとやかで温厚な人でも車で重大事故を起こしてしまえば犯罪者になってしまうのです。
犯罪者にならないためにも運転者一人一人が自分の背負っている責任の重さを自覚し、安全運転を心げる必要があります。
また、前方不注意は高齢者よりも若者の方が多くなってきています。
なので、若者は特に気を付けなければならない事故原因の一つであると言えます。
またしても前方不注意による事故
19日午前中、岡山県倉敷市の国道交差点で横断歩道を横断中の79歳男性が右折してきた中型トラックにはねらる事故がありました。
はねられた男性は重体、警察はトラック運転手54歳男性を逮捕しました。
事故の解説と対策
今回の事故も横断中の人に気づかずはねてしまう事故でした。
日本では自動車と歩行者の交通死亡事故の約7割が道路横断中の事故であり、特に信号機のない横断歩道での死亡事故は、自動車の横断歩道手前での減速が不十分な事が多いです。
また、歩行者にも非があることケースもあり、横断中死亡事故の約7割は横断歩道がいで発生していてその多くに歩行者の法令違反も認められています。
運転者の方々は横断歩道、交差点での徐行、減速を徹底し、歩行者の優先及び譲り合いの心を持つことが大切です。
まとめ
今回は冒頭にて岡山県の近年の事故発生件数や事故の特徴をご紹介し、岡山県で1月に起きた車関係の事故、事件をご紹介させて頂きました。
誰しもが事故の当事者になりうるという意識を持ち、よりよい安全運転を心がけていくことが何よりも大切です。