F1などのレース会場でひときわ目立つレースクイーン。芸能界で活躍しているタレントやグラビアアイドルも、レースクイーンをその出自にしている人が多く各業界から注目を集める職業です。
この記事では、独特の衣装に身を包み、サーキットの華ともいわれる彼女らの仕事内容や歴史を紹介します。
レースクイーンの歴史

レースクイーンの発祥は日本!?
レースクイーンの世界初は、実は日本で最も有名なオートバイのレース「鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」です。
あるチームの女性が真夏の日差しからライダーを守るために傘を差しかけました。すると、その女性が多くのカメラマンから写真を撮られていたため、その女性の衣装にメーカーのロゴを入れたのが始まりと言われています。
それまでも「ピットレポーター」と呼ばれる、セッション中にピットを駆け巡り、映像だけではわからないチームやマシンの情報を届ける役割の女性がいましたがレースクイーンとは別物でした。

レースクイーンの衣装
レースクイーンの定番ともいわれる衣装やスタイルが見られるようになったのは1984年からです。
1980年代後半のバブル経済絶頂期に入ると、チームやスポンサー企業のロゴが入った極端に布地面積が少ないハイレグのレオタードを身に纏った女性たちがサーキットに多数出現ししました。それ以降、このような衣装・スタイルがレースクイーンのイメージとして定着しました。
レースクイーンの仕事内容

レースクイーンの役割
レースクイーンの主な役割としては、チームやスポンサーの広告塔として来場者の注目を集めることです。プロがしのぎを削るレース会場に華を添えるレースクイーンもチームの一員としてレースを盛り上げることがメインです。
また、レースクイーンがドライバーに傘をさしかけている姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
レースクイーンの衣装と合わせた持ち道具の一つと認識されがちですが、実はレースクイーンの大切な仕事道具です。晴天時にはドライバーに直射日光が当たらないように、雨天時はドライバーが雨に濡れないように傘をさしかけます。
他の仕事内容には、ファンとの交流が挙げられます。
レース会場ではテレビや雑誌といったメディアはもちろん、ファンやカメラマンからの撮影にも応じます。撮影のほかにもサインや握手などの交流によりファンを増やすための営業活動の場でもあります。
さらにレースクイーンは撮影だけでなくメディアの取材を受けたり、求められたコメント応じることのほか、レースの解説を行うこともあります。そのため、状況に応じたコメントができるようチームやスポンサー、レースといった広い知識を身に付けておくことが必要です。
レースクイーンは狭き門
現在では、レースクイーンの仕事を扱っている芸能事務所やイベントコンパニオンの事務所に所属するのが一般的です。
レースクイーンになるために特別な資格や学歴は不要ですが、全体的な美しさに対する要求の高さが求められます。
イベントコンパニオンも容姿端麗であることが求められますが、レースクイーンはイベントコンパニオンよりもプロポーションに関してなど厳しい基準で審査されます。
若さも重要な要素であるため、レースクイーンとして活躍しているのは大半が18歳~20代後半までの女性です。年齢制限を設けている事務所も存在するため、レースクイーンからタレントとして芸能界へ進出する人が多いのも事実です。
さいごに

レースクイーンの登場以降、レース会場にとどまらずかっこいい車には美女が似合うというイメージが定着しました。女性とのドライブの際には、洗車とコーティングを施しておくことも女性へおもてなしになることでしょう。
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