架装コネクテッド技術をいすゞ自動車と極東開発が共同開発しました。その技術を活用することで、架装物の稼働や制御情報を基に最適なメンテナンスや万が一の故障に迅速に対応できるようになります。
今回は、共同開発された架装モニタリングシステムについて詳しくお伝えします。
いすゞ自動車と極東開発による架装モニタリングシステムの開発を徹底解説！
いすゞ自動車と極東開発は、これまでにエンジンやトランスミッションをはじめ車両の走行機能に関するデータをリアルタイムでモニタリングするとともに、車両の不調を未然に防ぐことや万が一の不調・故障時もデータを元にして、すぐに対応できるようにした高度純正整備「プレイズム」を提供してきました。多くの顧客を満足させてきたのですが、今回はそれに加え、架装モニタリングシステムの開発に成功し、今後提供することになったのです。
極東開発とのコラボを徹底調査！
シャシ（車両）から架装まで車両トータルでの稼働サポートを実現する架装モニタリングシステム（架装コネクテッド）を開発したと、いすゞ自動車は発表しました。
脱着装置付きコンテナ専用車をはじめとする架装物の稼働や制御情報はこれまで管理が難しく、なかなかシステムとして可視化することが難しいとされてきました。そこでいすゞ自動車では極東開発とともにシャシ側の情報通信端末を通じて取得するシステム（架装コネクテッド）を新たに開発したのです。
メンテナンス情報であるとか、故障も簡単に把握できるようになり、顧客の稼働を支えるサービスが提供できるようになったのです。今後、着脱装置付きコンテナ専用車や塵芥車、冷蔵車や冷凍車、高所作業車やテールゲートリフターにも順次採用される予定とのこと。
いすゞ自動車では極東開発以外にも、日本フルハーフ、アイチコーポレーション、新明和工業、トプレック、菱重コールドチェーンの各社とタッグを組むことも発表！より幅広くサービスを行っていくことになりそうです。
いすゞ自動車を徹底解説！
新たなシステムを構築したいすゞ自動車ですが、主にトラック・バスなどの商用車を製造する日本の自動車メーカーになります。創業は1916年であり、100年以上の歴史を持ちます。
以前のいすゞ自動車に関しては乗用車の製造も行っていましたが、日本国内については2003年から撤退しています。現在では主に商用車を製造しており、ウクライナやロシア、そしてインドなど世界各国で現地製造しているなど世界的な自動車メーカーの一つです。
近年では、2020年1月に本田技術研究所と燃料電池（FC）をパワートレインに採用した大型トラックの共同研究契約を締結するなど、新たな技術の導入にも積極的です。
いすゞ自動車の新型mu-Xをご紹介！
海外のいすゞ自動車では乗用車を作製しており、現在注目されているのが人気SUVである新型mu-Xです。タイ生産の自動車であり2013年に初代モデルが登場し、2020年11月に今回の新型が発売されました。
ボディサイズは全長4850mm×全幅1870mm×全高1875mm、ホイールベース2855mmとのこと。SUVらしい、力強さと伸びやかなフォルムをしている点にも注目です。
エンジンは2つ用意されており、1.9L・4気筒ディーゼルターボ（150ps／35.7kgm）と3L・4気筒ディーゼルターボ（190ps／45.9kgm）になります。トランスミッションは6速ATがほとんどです。ラグジュアリーグレードのみに6速MTされているとのこと。
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