自動車を運転するのであれば、任意保険の加入はほぼ必須といっても過言ではない要素です。
どれだけ気を配っていても、事故の可能性は常につきまといます。
万が一のときのために保険に加入しておかないと、いざという時に億単位の損害を出してしまうことも考えられます。
自動車保険の代表格ともいえるあいおいニッセイ同和損保が面白い機能を備えてきたので紹介します。
事故相手の速度をAIが認定?

業界初の導入
あいおいニッセイ同和損害保険は、2020年9月25日に事故対応サービスである「テレマティクス損害サービスシステム」にドライブレコーターなどから得られるデータを使用し、AIが事故の相手車両の速度など、事故状況を解析する機能を同年9月29日より実装することを発表しました。
これは数ある自動車保険会社の中でも初めてのこころみ。
この事故状況解析のシステムは富士通の車載カメラ映像解析プラットフォームを利用します。
過去の事故データの映像シーンをAIに学習させ、自動車・歩行者・道路の位置や軌跡を立体的に把握、そして事故状況を可視化することで相手車両の速度を推定できるようになっています。
学習させた映像データの数はなんとおよそ30万件にのぼります。
どういうメリットがあるの?
映像データから事故状況、相手車両のスピードを把握できるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
答えは『事故の過失割合の算出および主張』の際に活用することができるということ。
最近の自動車保険は事故時に、ドライブレコーダーなどのデータが保険会社に送信されて、事故相手との話し合いなどを代行してくれるなど、いざというときに頼りになるものが多いです。
(ちなみにこれはネットで契約できるものではなく、代理店などで契約できる保険会社に搭載されています)
しかしそれでも、相手車両の速度は目視では確認が難しいものです。
今回速度の解析及び認定をしてくれるようになったことによって、法定速度を遵守していたか、一時停止線で停止をしていたかなどの判定をしてくれるようになりました。
経験したことがない方が多いとは思うのですが、過失割合の話し合いはデリケートな問題です。
双方任意保険に加入していれば、保険会社同士で話し合って算出されることが多いのですが、その際に自身で証拠となるデータを提出することが出来ればそれにこしたことはありません。
事故は起こさないのが1番、という意識は忘れずに。

今回はあいおいニッセイ同和損保が開発した新しいシステムについて説明しました。
事故の過失割合に関して、データを提供して助けてくれるのはありがたいことです。
しかし、これはあくまで相手の速度を算出してくれるものであり、かならずしも自分に有利になるわけではありません。
事故は起こすことがないのが1番です。
1つ便利な機能が追加されたことは認識しておくと心の余裕になるとは思いますので、余裕をもった運転を心がけて安全運転で日々過ごすようにしてくださいませ。

さて、事故を未然に防ぐために出来ることはなんでしょうか?
日々安全運転を心がける、無茶な運転はしない、体調の管理を万全にするなどの対処法をあげることが出来ます。
そのほかにも『視界をクリアにする』というものもあります。
そこでおすすめしたいのがCarZoot社の販売する『サイドミラーコーティング剤』です。
この商品の施工はスプレーで吹き付けて拭くだで完了するという非常に簡単な仕様です。
それにも関わらず1か月間持続する長い効果時間が魅力です。
1本購入してしまえばそれだけで約30回分の施工ができますので2年と6カ月間使用することが出来るコストパフォーマンスも魅力的です。
また、最近の自動車に導入されているサイドカメラやバックカメラにも対応しているので自動車を買い替えてもそのままお使いいただけます。
雨天時などはどうしても視界が悪くなりますので、事故率も高くなりがちです。
少しでも事故のリスクを減らすことが出来るようにするためにも、ぜひ手に取って試してみて欲しい商品です。