イギリスのスポーツカーブランドである「ロータス」。当時、大学生だったコーリン・チャップマンは中古車販売業を営み、中古車のオースチン7を自分用のレーシングカーに改造したことからロータスの歴史は始まります。
そのためロータスが製造・販売する車種はどれもスポーツタイプ。走りを思う存分楽しめる車が多数リリースされてきました。今回はその中からおすすめの車種をいくつかご紹介したいと思います。
モータースポーツで培った技術をフィードバック
ロータスは数多くのモータースポーツに参戦しています。有名なところではモータースポーツの最高峰「F1」ではないでしょうか。
またその中で日本で有名になったのは、「音速の貴公子」と呼ばれた名ドライバー「アイルトン・セナ」と日本人ドライバー「中嶋 悟」がドライブした「ロータス99T」でしょう。
日本人ドライバーが乗り、エンジンは日本のホンダ製、そして日本でもフジテレビが全戦放送したことで、一気に多くの日本人にも知れ渡りました。
このようにロータスとモータースポーツは切っても切れない関係で、そのモータースポーツで培った技術が市販車にもフィードバックされています。だからロータスの車は走らせると、とても楽しくワクワクするのです。
ロータス・エキシージ スポーツ410
ロータス・エキシージは2000年から製造・販売されているスポーツカーです。「ロータス・エキシージ スポーツ410」はエキシージの中でも最新版で新車での購入も可能です。またエキシージのスポーツシリーズの中でも最上級モデルとなります。
エンジンは3.5L V型6気筒スーパーチャージャー付で最高出力416ps/7000rpm、最大トルク410Nm/2500rpm-7000rpmを発生。
全長4,080mm×全幅1,800mm×全高1,130mm、ホイールベースは2,370mm、車両重量は1,110kgとコンパクト&ライトウェイトのボディとの組み合わせにより、圧倒的な加速と軽快なコーナリングが味わえるスポーツカーです。
トランスミッションは6速MTのみと、純粋にクルマを操る愉しさを味わいながら真のスポーツ走行を楽しむクルマと割り切っています。
インテリアはレーシングカーかと思わせるほどの造りです。シートは本格的なバケットシート、ペダルと周辺はアルミ地むき出しの武骨なもので、スペースも狭くレーシングシューズを履かないとペダル操作がうまくできないほどです。
新車価格は約1,400万円~となります。
ロータス・エヴォーラ GT410スポーツ
2009年から発売されているロータスエヴォーラには、ミッドシップスポーツカーとしては珍しいリアシートを装備した4人乗りがラインアップされています。
このGT410スポーツは無料で2シーターか4シーターを選択できるようになっています。しかし、さすがにミッドシップレイアウトなため、リアシートはとても狭く、大人では窮屈感は否めません。
それでもリアシートがあって2人以上乗れるかっこいいスポーツカーが欲しいという方には、ロータス・エヴォーラ GT410スポーツがおすすめです。
ちなみにエヴォーラは6速MTと6速ATの選択も可能です。楽にスポーツ走行を楽しみたい人にもおすすめです。
新車価格は約1,300万円~2,000万円になります。
ロータスで思う存分走りを堪能したあとはキッチリお手入れ

今回ご紹介したロータスの2車種は、どちらも1,000万円以上するとても高価な車種です。思う存分スポーツ走行を楽しんだあとは、しっかりとお手入れをして大事に乗ってほしいです。
お手入れには「CarZoot」社製のカーケアアイテムがおすすめ。プロも認める本物です。