気が付かないうちに傷がついていることが多く、降車後にボディがへこんでいるのを発見することも多いのではないでしょうか。
この記事では、自宅にある道具を用いて車のへこみを直す方法を紹介します。
車のへこみについて

へこみが生じる原因
車のボディにへこみが生じる原因として一番多いのが、障害物にぶつけることです。
狭い路地やバックから駐車する際に、距離感を見誤るとボディをこすって傷つけたり、へこませてしまうことがあります。
こうしたへこみは、気を付けて運転すればよいのですが、車のへこみの原因には自分の運転技術以外のものもあります。
例えば飛び石です。走行中にタイヤで小石を踏むことにより、跳ね上がった小石がボディに当たることでへこんでしまうことがあります。
ドライヤーで直すことができる?
車のへこみはドライヤーを使うことで、直せることがあります。ドライヤーが車のへこみを直すことができる理由としては、ドライヤーから発した熱で変形させるからです。
車のバンパーは多くが樹脂製なので、熱を加えることで柔らかくなり変形させやすくなります。また、車のボディは金属の性質上、記憶した形状に戻ろうとするため、へこみにドライヤーを当てることで、形状記憶の性質を後押しすることができます。
どうやって直すの?

手順
用意する道具は、熱するためのドライヤーとコールドスプレーです。
<手順>
- 修復作業前にへこんでいる部分についた汚れを取り除いておきましょう。車に汚れが付着した状態では効率よく熱が伝わらなかったり、汚れが定着してしまったりすることがあります。
- ドライヤーの熱風をへこんだ部分に満遍なく当てます。表面だけでなく内部までしっかりと温める必要があるため、時間をかけて風を当てましょう。
- 十分に熱が伝わったら、今度は冷却スプレーを当てます。温めた部分を急速冷却することで、へこみが直ることがあります。ドライヤーの冷風機能では冷却がゆっくりになっていしまうので、コールドスプレーを使いましょう。
- 車のへこみ具合によっては、一回だけでは元に戻らないことがあります。その場合は、何度も加熱と冷却を繰り返しましょう。
注意点
ドライヤーを使って車のへこみを直すときは、いくつか押さえておきたい注意点があります。
作業時は必ず軍手を着用してください。ドライヤーの熱風が当たった部分はとても熱くなります。不注意で触れてしまうとやけどする恐れがあるため、忘れず軍手を着用しましょう。
また、加熱のしすぎにも注意が必要です。バンパーなど樹脂製の物は高温になると変形しやすくなり、へこみを直すことができます。しかし、加熱しすぎると溶解しまうということもあります。
そして、障害物へぶつけてへこませてしまった場合、表面だけでなく、内部も損傷していることがあります。表面のへこみを直しても内部への損傷の懸念がある場合は、修理工場等に依頼して内部を検査してもらいましょう。
除菌&消臭におすすめの「Carzoot」

CarZootの「ClearONE.」は、中古車販売店や洗車専門店といったプロが利用する車内クリーニングキットです。
<商品概要>
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強力な除菌・消臭効果を維持しつつ、車用芳香剤のような香りが残らない消臭剤です。
小さなお子様やペットが乗る車でも安心してご使用いただけるよう安全に配合しています。
研究開発から製造工程も国内で行い、日本人の体臭や嗅覚、気温や湿度を考慮した研究開発が進められているため、国内での使用で抜群の効果を発揮します。
<使用手順>
- 本製品は原液での販売ですので、市販のスプレーボトルを用意して下さい。
- 本製品を水で15倍程度に希釈し、混合液をスプレーボトルで作ります。
- 車内の臭いが気になる箇所に直接スプレーを吹き付けて下さい。吐しゃ物やアンモニアなど臭いのもとがある場合は、スプレーを吹き付けてから除去すると除菌効果を発揮します。
- 車内の空間全体にスプレーし、施工後にエアコンを冷房モードにして車内を乾燥させて下さい。
<使用上の注意>
- 施工後に必ず液剤を拭き取って下さい。特に革シートやレザーに付着した場合は早めに拭き取ることをおすすめいたします。
- 製品は使用の直前に品質保護用の遮光パッケージから取り出し開封して下さい。