交通事故は不幸なことに毎日全国各地で起きています。新潟県も例外ではありません。そこでこの記事では長岡市の国道で1月に発生した衝突事故の詳細と、新潟県内の交通事故の傾向について取り上げています。
新潟県にお住まいの方はもちろん、他の地域にお住まいの方にとっても有益な内容となっているので、ぜひ参考になさってください。
新潟県警察について

まずは新潟県警察をチェックしておきましょう。
・新潟県警察
役 職
本部長:山本有一(警視監)
警務部長:森田正敏(警視正)
組 織
上部組織:新潟県公安委員会
内部組織:警務部・地域部・生活安全部・刑事部・交通部・警備部・新潟市警察部
概 要
所在地:新潟市中央区新光町4-1
定 員:4,600人
装 備
パトカー:約350台
白バイ:60台
ヘリコプター:3機
水上警備艇:2隻
新潟県警察は新潟県が設置した警察組織です。新潟県公安委員会の管理を受け、給与支払者は新潟県知事となります。新潟県警と略称します。
長岡市の国道で1月に衝突事故が発生!その詳細は?
2021年1月28日の午後1時頃、長岡市中野西の国道で64歳の女性が運転する軽自動車と、見附市在住の高校3年生が乗るバイクが出会い頭に衝突しました。
この事故で女性には怪我はなかったものの、高校3年生の男性18歳は意識不明の重体に陥っています。事故現場は信号機のない交差点で、高校3年生が走行していた道路はカーブになっており、見通しが良くなかったそうです。
現在、新潟県警が事故原因について捜査しています。
2021年1月25日現在の死亡事故
新潟県警がまとめた2021年1月25日現在の死亡事故は、23日に糸魚川市横町で発生した、50歳男性が運転する普通乗用車が、歩行中の46歳男性をはね死亡させた事案と、同じく23日に十日町市中条で発生した、24歳女性が運転する軽乗用車が、歩行中の76歳女性をはねて死亡させた事案の2件です。
これらの事故により2021年の交通事故死亡者数は4人となりました。
2021年1月25日現在の交通事故発生状況
2021年1月25日現在の交通事故の発生状況は次の通りとなっています。
・事故件数:211件(前年同月比 -16件)
・死亡者数:4人 (前年同月比 1人)
・負傷者数:231人(前年同月比 -46人)
2020年の交通死亡事故の特徴とは?
昨年2020年の交通死亡事故の特徴は次の通りです。
・高齢被害者数:41人(全体の64.1%)
・75歳以上:34人(全体の53.1%)
・高齢加害者数:24人(全体の37.5%)
・歩行中:26人(全体の40.6%)
・自動車乗車中:29人(全体の45.3%)
・夜 間:24人(全体の37.5%)
高齢被害者の割合が最も高く全体の64.1%を占めています。その一方で高齢加害者数も全体の37.5%と少なくありません。また夜間の事故は全体の37.5%と4割近いこともわかります。
2020年の交通死亡事故の原因
新潟県警は交通死亡事故の原因について全体の29.7%が、アクセルとブレーキを踏み間違えるなどの運転操作ミスで、全体の12.5%が歩行者優先を無視した歩行者妨害と分析しています。
交通事故防止のポイントはこちら!

新潟県警は交通事故防止のポイントをいくつか挙げています。
・すべての座席でシートベルトを締めましょう。6歳未満のお子さんにはチャイルドシートを使用して下さい。
・早めのヘッドライト点灯を心がけましょう。夜間のヘッドライトは上向きが基本です。前の車両に追いついたり、対向車とすれ違う時以外は下向きにしないで下さい。
・歩行者は道路横断時には左右をよく確認するようにしましょう。夜間には夜光反射材をうまく利用して下さい。