「キャデラックがSUV発表したんだけど、詳細が気になる。」
「新車リリックと今までのキャデラックとの違いを知りたい。」
「キャデラックってSUVなの?」
このサイトをご覧になった方は、このような悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、2020年8月に発表された、新車キャデラック「リリック」についてご紹介します。
1. キャデラック「リリック」の魅力

リリックは、この時期にオンライン発表会という異例のスタイルで登場しました。
オンライン発表会では、アメリカンラグジュアリーを再定義し新たな電気自動車分野を導入するという意味でのリリックの登場でした。
五感を刺激して、他では得られない車という居住空間をラグジュアリーなものに提案することをテーマにおいています。

1−1 最大の特徴:バッテリー
キャデラックとしては初の電気自動車のリリックの登場で、大きな特徴としてはバッテリーなんです。
アルティウムというバッテリーを採用してGM社の第3世代の電気自動車用に開発をされました。
ちなみにこのアルティウムバッテリーは、GMとLG化学の共同により生まれました。
このアルティウムはモジュールを変えると、いろんな容量に対応できます。
このことは、バッテリーパックの配線が従来のものと比較すると大幅に削減されることを意味します。
そして、アルミを正極に採用しているので従来型のバッテリーと比較してコバルトの使用量を7割削減したという驚異的な結果を出しています。
そして床面に貼られたバッテリーで低重心を実現しています。
またそのバッテリーは100kWhの容量を持ち、これは一般に流通する車の中で最も多い容量のバッテリーなるのだとか。
その上、急速充電だいたい30分程度を想定しており、150kWh以上になるそうです。
このリリックの電気自動車の登場により、充電システムのネットワークの構築が必要になってきます。
なので、GM社は公共充電ステーションだけでなく、GM社自体が新たに7月下旬に充電のインフラ会社のEVgo社と組んで、5年間で急速充電できる充電ステーションを大胆に2,700カ所つくることを、つまり現在の充電ステーションを3倍することを確約しました、なんとも大胆で頼もしいコミットですね。
GMのCEOメアリー・バーラ氏は、急速に拡張していく電気自動車市場において、どれだけ充電ステーションを構築できるのかが最大のカギと考え、そのことがドライバーに安心感を与え運転してもらう環境を用意していこうという現れで、発表会では丁寧に時間を割いて解説していました。
ちなみに、アメリカ本土ではEVgo社のほか、Greenlots社、ChargePoint社の3社が、充電ステーションを設置していくことになっています。
そして、その発表時点においては、この3社ですでに31000の充電ポートを設置しています。
1−2 リリックの車体の特徴
リリックの車体の特徴は以下の通りです。

電気自動車の次の時代を牽引していこうとするこのリリック、堂々たる車体で存在感をアピールしています。
2. 従来のキャデラックについて

では、今までキャデラックはどんな歴史をたどってきたのでしょうか?
キャデラックの軌跡を少しのぞいてみましょう。
キャデラックはアメリカのジェネラルモーター社が開発、販売している世界を代表する高級自動車です。
1902年に初代のキャデラックが完成し、その後本格生産をしています。
キャデラックの大きな特徴は、常に先進技術によって開発生産されているということです。
当時では世界初のV8エンジンやV16気筒エンジン、エアコンなどの搭載、とにかく最先端技術が詰まった車で、世界がこぞって真似をしたといわれています。
そのおかげか、キャデラックは高級志向を好む有名人にも大変人気でした。
特に、アメリカ大統領をはじめ各国の貴族やスポーツ選手やマフィアまでが愛用していました。
3. まとめ「新車キャデラックSUVリリックについて」

今回は、新車リリックというSUVの徹底検証について紹介しました。
- 新車リリックの特徴
- キャデラックの軌跡
今後、キャデラックの新車リリックをご検討する際、是非このサイトを参考になさってください。
