トヨタは2月1日に、同社の人気4ドアセダン「カムリ」に一部改良を施して発売しました。アメリカではナスカーのベース車両としても使われていて、海外でも人気の車種です。
そのカムリが今回、どのように改良されてデビューしたのでしょうか。この改良により日本でのカムリ人気はさらに高まりそうです。それでは早速、カムリの改良された内容を見ていきましょう。
内外装と先進安全機能がアップデート

スポーティかつエレガントな4ドアセダンのカムリの主なアップデート内容は、エクステリアとインテリアそして先進安全機能の3点になります。
よりスポーティー、より華やかにアップデート
まずエクステリアではフロントおよびリアのデザインと足回りに改良がくわえられました。フロントフェイスは、フロントバンパーにヘッドライトそしてフロントロアグリルをデザイン変更し、リアはコンビネーションランプの加飾を変更。足回りではアルミホイールのデザインが変更されました。
グレードごとに2タイプのデザインがあり、「WS”レザーパッケージ”」と「WS」はよりスポーティーに、「Gレザーパッケージ」と「G」と「X」はより華やかに、それぞれの個性を際立たせるスタイルを採用しました。
先進かつインテリジェンスなコックピット
インテリアでは先進性とインテリジェンスが融合したようなコックピットに仕上げられています。
改良前から標準装備されていたディスプレイオーディオは1インチアップの9インチと大型化。これにより直感的な操作を実現し、ドライバーが運転に集中できるコックピットになっています。
最適なドライビングポジションが作れるようステアリングは電動チルト&テレスコピック(オートチルトアウェイ&リターン機能付き)を採用。ドライバーズシートは電動ランバーサポート付きの8ウェイパワーシートにより、ドライバーの体格に合わせて無段階で調節が可能です。
先進安全機能「Toyota Safety Sense」もアップデート
トヨタ車のほとんどに標準装備されている先進安全機能「Toyota Safety Sense」はカムリにも標準装備されています。今回の改良ではここにも手が加えられ、今までになかった装備がいくつも追加されています。
具体的な追加内容は、クルマが車線逸脱しないようにステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト」、そして急病などドライバーの異常を感知し、自動的に車線内でクルマを減速・停車させる「ドライバー異常時対応システム」を採用しました。そして追従走行システム「レーダークルーズコントロール」にはカーブ速度抑制機能が追加されました。
「プリクラッシュセーフティ」の検知対象では、夜間の歩行者および昼間の自転車運転者が加わり守備範囲がさらに拡大。さらに、交差点右折時の対向直進車・右左折時の対向方向から来る歩行者検知機能や緊急時操舵支援機能、そして低速時加速抑制機能も追加されています。
新型カムリの気になる価格は?
新型カムリはすべて2WDのハイブリッド仕様となり、5つのグレードを設定。それぞれの価格は以下になります。(すべて税込み)
・WS”レザーパッケージ”:4,474,000円
・WS:3,973,000円
・Gレザーパッケージ:4,364,000円
・G:3,794,000円
・X:3,485,000円
新型カムリのオシャレは足元から

よりスポーティーに、より華やかに生まれ変わった新型カムリ。さらにアップデートされたことで、カムリの魅力がさらに高まりました。これから4ドアセダンの購入を検討されている方には、新型カムリはかなりオススメです。
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